Author Archives: fshoko

【締め切り間近】第40回大会ワークショップ オンライン参加への変更受付は4月24日(日)までです!

先にご案内いたしました通り、感染症対応により来阪が困難になった方のために、第40回大会への予約参加を済まされた方は一部プログラムを除き、オンラインでご参加いただくことが可能になりました。また、ワークショップは参集形態で申し込まれていた方に関し、オンライン形態への参加への変更を受け付けています。詳細につきましては、大会公式サイトトップページより、お知らせに掲載されている文書「オンライン参加について」をご確認ください。

 ワークショップに参集形態で申し込んでいたが、オンライン参加に変更したいという方は4月24日(日)までに申請を済ませていただく必要があります。期日が迫っておりますので、お急ぎください。

 大会にオンラインでの参加を希望される方についても、意向アンケートを実施しております。感染症の状況も日々変化することから、こちらについては申請の締め切り等は設けておりませんが、会場準備の都合上、変更されるご意向が決まり次第、申請を済ませていただけると助かります。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

日本学生相談学会第40回大会準備委員会
委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長代行 竹中菜苗(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10
大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内

【重要】第40回大会に参集での参加が困難になった予約参加者への対応について

新年度が始まり、皆様慌ただしい毎日をお過ごしのことと存じます。

第 40 回大会は感染症拡大予防のための対策を講じた上での参集開催の準備を整えておりますので、皆様には安心してご来場いただきたく思っております。しかしながら、今後、まん延防止重点措置が再度実施される、あるいは各所属機関において出張に関する規制が緩和されない、などの事情により、5 月 6 日〜8 日に大阪までお越しになることができない方が出てくることが想像されます。そこで第 40 回大会では、感染症拡大防止のために来阪が困難な大会予約参加者にオンライン参加を可能にし、お一人でも多くの皆様が大会に参加できる状況を準備いたしております。詳細につきましては、大会公式サイトトップページより、お知らせに掲載されている文書「オンライン参加について」をご確認ください。参集参加からオンライン参加への変更を希望される場合の申請期日が4/24(日)までと大変短くなっております。変更をお考えの方はお急ぎいただきますよう、よろしくお願いいたします。

《研究発表を予定されている皆様》

感染症拡大防止のために来阪が困難な研究発表者に対し、オンラインでの発表への変更を受け付けます。研究発表を予定されている皆様にはプログラム委員会よりメールにてご連絡いたしますので、そちらをご確認ください。大会まであと少しの状況でのご連絡となってしまい、誠に申し訳ございません。皆様にはご心配とともにご迷惑をお掛けしているかと存じます。参集・オンライン両方の開催が充実したものになるよう、準備委員一同、精一杯準備を進めております。ご理解・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

日本学生相談学会第40回大会準備委員会
委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長代行 竹中菜苗(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10
大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内

感染症対応により参集参加が困難になった予約参加者への対応について

謹賀新年:大会公式サイトにキャンパス紹介動画をアップしました!

明けましておめでとうございます。
新型コロナウィルスの感染拡大状況は予断を許しませんが、それでも数年ぶりに
「帰省ラッシュ」という言葉も聞かれる年末年始でした。
皆様にとって実り多き一年となりますよう、祈念いたしております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。第40回大会まで4ヶ月となりました。
準備委員会一同、なんとか参集大会を実現したいと願いながら
引き続き準備を進めてまいります。

第40回大会公式サイト「お知らせ」欄にて、会場となる大阪大学吹田キャンパス
および箕面キャンパスの紹介動画をご案内しています。
1分20秒ほどの短い動画ですが、参集大会に向けて、
気持ちを盛り上げてもらえることと思います。
大会公式サイトをぜひご覧ください。以下のサイトからもご覧になれます。
https://vimeo.com/661851556

ワークショップおよび研究発表の申し込みが今月11日(火)と迫っております。
申し込みをお考えの皆様におかれましては、ご準備のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

日本学生相談学会第40回大会準備委員会
委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長 石金直美(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10
大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内

第40回大会参加申込、研究発表申込が始まっています!

「第40回大会公式サイトがオープンしました!2022 年 5 月 6 日(金)~8(日)大阪大学吹田キャンパスにて、3年ぶりの参集大会の実現を目指して準備を進めております。ワークショップ全10コース、大会特別対談(「クロストーク:リアルとネットの交差点」 土井隆義氏×岩宮恵子氏)、シンポジウム(「リアルとオンラインの交差点~学生相談・支援の新しい『繋がり方』を求めて」)など、魅力的なプログラムをご用意しています。見通しの立てづらい日々が続いておりますが、皆様どうぞ奮ってご参加ください。詳しくは、学会サイトに掲載されている第40回大会公式サイトのバナーからご覧ください。

ワークショップ参加申込・入金期限:2022 年 1 月 11 日(火)

(ワークショップのみの参加も可能。オンライン参加が可能なコースもあります。)

研究発表申込期限:2022 年 1 月 11 日(火)

大会予約参加申込・入金期限:2022 年 3 月 14 日(月)

ワークショップ、研究発表申込は期限が迫っています。急ぎご検討ください。申込に必要なユーザー名とパスワードは、12月下旬発行の「学生相談研究第42巻第2号」に同封の「日本学生相談学会サイトの会員専用ページにログインするためのユーザー名とパスワードのお知らせ」に記載されています。

なお、今後のコロナウィルス感染拡大状況や社会状況の変化によっては、全面的なオンライン開催への変更の可能性もあります。オンライン開催に変更された場合のワークショップや研究発表の実施方法についても公式サイトでご案内しておりますので、ご確認ください。

来年5月、新緑の眩しい大阪・北摂の地で皆様にお会いできることを心待ちにしています。

日本学生相談学会第40回大会準備委員会

委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長 石金直美(大阪大学)

〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内」

学生相談機関に関する調査終了のお知らせ

学生相談機関に関する調査を終了いたしました。お忙しい中、多くの皆様にご回答いただきまして、こころから感謝いたしております。本当にありがとうございました。きちんと分析して、後日ご報告させていただきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

研究委員会(学生相談機関に関する全国調査ワーキンググループ)

第40回大会公式サイトがオープンしました。

 2022年5月6日(金)~8日(日)、大阪大学吹田キャンパスにて開催予定の日本 学生相談学会第40回大会の公式ウェブサイトをリリースいたしました。
学生相談学会正会員・名誉会員・特別会員・機関会員(1機関2名まで)であれば、どなたでもご参加いただけます。
 第40回大会準備委員会では、ワークショップ、大会特別対談、大会シンポジウム等、魅力的なプログラムをご用意し、三年ぶりの参集大会の実現に向けて準備を進めています。
詳細は大会公式サイトよりご確認いただけます。ご覧いただき、奮ってご参加ください。
 なお、大会参加申込・研究発表申込のためには学会ホームページ・会員専用ペー ジにログインするためのID・パスワードが必要です。
ID・パスワードについては「会員マイページ」にご登録いただくことで、そちらからご確認いただけます。

(※現在、会員マイページは個人会員のみが利用できます。機関会員向けの会員マイページは、今後導入予定です。ご了承ください。機関会員の方の申込に際し、ID・パスワードがわからない場合は大会準備委員会事務局 secretariat-40th@gakuseisodan.com までお問い合わせください。)

どうぞよろしくお願いいたします。

 

大会特設サイトはこちらから

2021年度奨励賞候補者推薦のお願い

 日本学生相談学会では、学生相談に関わる優れた研究や実践を行っている若手会員を対象に、奨励賞を授与しています。奨励賞候補者の推薦は正会員であればどなたでもできます。詳細は会員専用ページから、推薦要領をご確認の上、指定の推薦書を用いてご応募ください。

【締め切りを延長しました】学生相談機関に関する調査への再度のご協力のお願い

日頃から日本学生相談学会の活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。

さて、去る6月に日本学生相談学会より「学生相談機関に関する全国調査」へのご協力をお願いしておりました。10月15日を回答の締め切りとしておりましたが、締め切りを11月25日まで延長いたしました。この調査は学生相談の動向を理解するために、3年毎に定期的に実施している調査です。コロナ禍もあり業務等も大変なこと存じますが、そのコロナ禍での状況を記録に残す貴重な機会でもあります。お忙しいところ本当に申し訳ございませんが、まだ回答されていない学生相談機関ご担当者様には、本調査の趣旨をご理解いただき、ぜひご回答いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

日本学生相談学会理事長 

甲南大学教授 高石恭子

※調査の詳細はトップページ右上の赤いバナーをクリックしてください。※

こころの「密」を取り戻すための長い道のりに向けて(理事長メッセージ)

こころの「密」を取り戻すための長い道のりに向けて

理事長 高石恭子(甲南大学)

 さわやかな秋の風がキャンパスを通り抜ける季節が訪れ、多くの大学で後期の授業が始まりました。コロナ禍の前には、学生による大学祭などの準備が本格化し、放課後もキャンパスに活気があふれていた時期です。
 しかしながら、今年度も春の第4波、夏の第5波と、感染拡大のうねりは繰り返し各地域を襲い、そのたびに大学の活動方針も変化して私たちは対応に追われました。9月末で19都道府県に発令されていた緊急事態宣言は解除されましたが、いったん波は去ってもまたすぐ戻ってくるだろうと専門家は予想しています。若い世代へのワクチン接種の機会提供も予定通りに進まず、とりわけ首都圏や都市部の大学では、遠隔授業を継続しながら慎重に対面再開を模索する方針が取られているようです。今度こそ毎日友達と会える、と楽しみに待っていた学生たちのため息が聞こえてきそうです。
 コロナ禍の1年目、学生も私たちも「収束後」を待つという意識を、多かれ少なかれ抱いていたのではないでしょうか。もう少し待てば、もう少し我慢して頑張れば、元通りに近いキャンパスライフが可能になると信じようとしたのです。しかし、現在の2年生は、すでに学生時代の大半がコロナ禍の影響下のまま終わることが見えてきています。あるはずのキャンパスライフが失われたまま、社会に巣立っていかなくてはならないという近未来の現実です。学生相談・学生支援に携わる私たちも、もうそろそろ「待つ」ことを止め、今、この瞬間にできることを全力で果たすという意識に転換すべき時に来ているのではないでしょうか。

 「本来あるはずだったキャンパスライフの喪失」は、大規模自然災害に匹敵する影響を長期にわたって学生のこころに与え続けること、そしてその喪失に対するこころの反応は一定のプロセスをたどり、状況によっては無力感やうつ状態が長く続いて深刻化しうるということを、昨年からいろいろな場でお伝えしてきました。さらに、コロナ禍という災害がもたらす喪失については、2001年のニューヨークでのテロ災害や2011年のわが国での東日本大震災(津波と原発事故)の後に注目された「あいまいな喪失」という概念が、理解を助けてくれる可能性にも触れてきました。
あいまいな喪失ambiguous lossとは、アメリカの家族療法家ポーリン・ボスがベトナム戦争で行方不明になった兵士の家族や、認知症になった人の家族と向き合うなかで生まれた概念です。自分にとって重要な対象(物理的であれ心理的であれ)が消えたのは確かだけれど、何がいつ決定的に失われたのかはっきりしないまま、解決することもなく、終わることもない喪失を意味し、それゆえ、未来に向けて回復の過程を歩むこともいっそう難しい特徴をもつと考えられています。
ボスの理論や実践の詳細は成書に譲りますが、コロナ禍で私たちが晒されているのは、まさにあいまいな喪失体験の連続だと言えるのではないでしょうか。あったはずの語らい、触れ合い、悩みや迷い、夢を育むこと、実現に向けた試行錯誤、達成感や悔しさ。それら多くの可能性が日々刻々と失われていっているのです。そのストレスと傷つきを学生たちがどう受け止め、乗り越えていくかは未知の挑戦です。学生相談・学生支援に携わる私たちは、失われたものの回復に力を注ぐことはもちろんですが、それと同時に、回復しえないものを共に悼み、学生たちがあいまいなままの喪失を抱えて社会へ巣立っていくこころの過程に寄り添い支える役割が求められているのだと思います。

 学生のこころのケア、とくに現在の2年生の望まない孤独(友人ができないこと)への対応が急務であることは、多くの調査結果やメディアの報道にあるとおりです*。これは、感染対策をして、対面授業を再開すれば解決するという次元の問題ではありません。学生時代は、多くのみなさんの記憶にもあるとおり、学業だけでなく課外活動や趣味、アルバイトなどを通して同世代の仲間と密接に関わり、夜通し語り合い、生涯の財産となる友人関係を構築するときです。また、教員の人間性に触れ、将来を左右するような師弟関係が生まれるときでもあります。それらは、言語以前の原初的な(限りなく距離がゼロになる)コミュニケーションの次元が深くかかわってこそ、可能になることではないでしょうか。
コロナ禍の学生たちにとって今最も必要なのは、そのようなかけがえのない経験を可能にする、こころの「密」を取り戻すことだと私は思います。常にマスクをつけ、Social Distancingを求められる生活のなかで、学生たちはたとえ相手が親しい友人であっても、距離を近づけることへの葛藤や、罪悪感を抱えるようになっています。「一緒に居たい」と誘うことはおろか、誘われることを恐れてSNSに自分の所在を呟くことさえためらう学生もいるほどです。万一自分が感染源になってコミュニティから排除されたらどうしようという恐怖や、配慮のない人間だと見られるのではないかという不安は、学生期の親密な人間関係の構築にとって、大きな障壁となっているのです。
 このような状況が何年も続けば、当然、社会への巣立ちに向けた学生のアイデンティティ形成に深刻な影響を与えることは容易に想像できるでしょう。もちろん、感染リスクを無視して物理的な「密」を許容するわけにはいきません。しかしながら、画面越しであっても、マスク越しであっても、私たちは学生たちが抱く罪悪感をやわらげ、人と深くかかわりたいと思う当たり前の欲求を肯定し、その希望を叶えるためのさまざまなしくみと環境を作ることはできるはずです。
たとえば授業をもつ教員なら、いつもよりこころを込めて自分の人生を語り、窓口の職員なら対応のルーティーンを拡張して目の前の学生個人にもっと関心を寄せ、カウンセラーなら身についた傾聴姿勢に甘んじることなく、自分が今何を受け止め、何を学生に伝えたいのか、ことばや身振りで能動的に表すいっそうの努力をするといったことはすぐ可能でしょう。そういった意識や取り組みが伴ってこそ、物理的な「対面」機会の増加が学生の成長につながるのだということを、丁寧に心に留めておきたいと思います。

 そうはいっても、感染リスクの回避(安全の確保)と、こころの「密」の実現(人間的成長を促すこと)は、二律背反の難しい問題に違いありません。これからの学生相談・学生支援において、私たちはこの難問にどのように向き合っていけばよいのでしょうか。
 たとえば、アメリカの大学では秋学期の開始に備えて、各大学の学生相談機関での活動指針や利用のルール作りがすでに行われています。また、その判断において参照できるよう、ACHA(アメリカ大学保健協会)がCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の勧告に基づきキャンパス全面再開のためのチェックリストを作成しています**。保険制度などがわが国と異なる条件の下でのリストなので、そのまま適用することはできませんが、参考になる示唆はたくさんあります。第一に、今後も学生相談は遠隔と対面のハイブリッドモデルでの提供が推奨されること、第二に、コロナ禍の複雑でトラウマティックなストレスは、今だけでなく将来の世代の大学生にも及び、精神衛生上の問題を抱える学生の割合が増え、レジリエントなアイデンティティの形成に悪影響を与える可能性があることです。
 わが国でもそれは同様です。私たちは、それらの予測される問題に対して取り組まねばならない長い道のりの途上にいるということです。学生相談機関が、また学生支援に携わる教職員が、短期的そして長期的に何を果たしうるか、会員のみなさんと一緒に考え続けていきたいと思います。引き続き、本学会活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

参考
*文部科学省高等教育局・総合教育政策局「新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けた学生等の学生生活に関する調査等の結果について」

*朝日新聞×河合塾 共同調査 特集「ひらく 日本の大学」2020年度調査結果報告

*関連記事

*全国大学生活協同組合連合会 「届けよう! コロナ禍の大学生活アンケート集計結果報告」

**ACHA(American College Health Association)Checklist for Considerations Related to Full Reopening Campus Mental Health Service Operations (revised July 15, 2021)

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2021年度 学会推進研究募集のお知らせ

学会推進研究にご応募ください!
「学会推進研究」は、本学会正会員の研究活動に対して研究費を助成するものです。学生相談の日々の実践を言語化し検証する、あるいは、新たな知の発見をめざすための活発な研究活動を応援したいと思います。会員のみなさまの応募をお待ちしています。

 ・研究テーマ:学生相談に関連していること
 ・助成金額:1件あたり10万円以内
 ・助成金交付予定:2022年2月
 ・応募締め切り:2021年10月15日(金)(必着)

詳細は会員専用サイトから応募要領をダウンロードしてご覧ください。

(研究委員会)

第53回学生相談セミナー受付を締め切りました

会員の皆様
 定員に達したため、7月5日にて第53回学生相談セミナー(オンライン)の受付を終了いたしました。
 これから、申込んでいただいた皆様のお手元に振込先等のご案内が届きます。
 しばらくしてもご案内がお手元に届かない場合はお問い合わせください。
問い合わせ先:

 この度はお申込みいただきありがとうございました。
セミナーにてお目にかかれることを楽しみにしております。

研修委員長 寺島吉彦

2021年度資格認定申請要項をWeb配信します(会員限定)

大学カウンセラー資格および学生支援士資格の2021年度資格認定申請要項をWeb配信します(会員限定)。
以下のURLにアクセスしてご確認ください。

https://www.gakuseisodan.com/cmt/cert/guide/

閲覧には学会員専用サイトのユーザー名とパスワードが必要です。
申請要項をお読みになり、必要な書類をダウンロードして申請してください。

第53回学生相談セミナーのお知らせ

会員の皆様

 第53回学生相談セミナーを添付の形で開催することになりました。
 ご案内が遅くなってしまって申し訳ありません。
 オンライン形式での開催は3回めとなります。 

今回は、
 パートA
 ・倫理委員会・研修委員会合同企画
  「 遠隔相談における倫理的配慮 -架空事例を用いての検討- 」
 パートB
 ・「家族(保証人)対応の実際」(仮)
 ・「日常が変わる オープンダイアローグのエッセンス」

 

 のプログラムをご用意して、みなさまのご参加をお待ちしています。 

最新の情報を学会サイトに掲載します。
 そちらもご参照の上お申込みいただけますと幸いです。 

研修委員長
寺島吉彦

夏のオンラインセミナー2021年度案内

遠隔相談実施状況調査へのご協力のお願い

すでに、みなさまの学生相談機関あるいは大学にご依頼させていただきましたとおり、コロナ禍における学生相談機関の遠隔相談の実施状況、その困難や利点、ガイドラインの活用状況の把握を目的とした調査を実施いたします

我が国で初めての学生相談機関の遠隔相談実態調査となります。また、アフターコロナ時代における遠隔相談の可能性についての議論を進めていく上での貴重な基礎資料ともなると考えます。
ご協力を心よりお願い申し上げます。

_オレンジ色のバナーより回答フォームにアクセスしてください。_



締め切り:2021年7月31日

お問い合わせ先
特別委員会委員長 岩田淳子
メール:enkakusoudan2021@gmail.com

法人化説明会と年次総会の参加について

第39回大会(オンライン)に参加申込みをされなかった会員の方で、法人化説明会と年次総会に参加を希望される方は、学会事務局(gakuso@coral.broba.cc)に電子メールにてご連絡ください。ご連絡いただいた方には、法人化説明会と年次総会のZoomのURLを個別にお知らせいたします。

ご連絡の際には、
・氏名
・会員番号
をお知らせください。

なお、大会に参加申込みをされている会員の方は、大会特設サイト経由で法人化説明会と年次総会にご参加いただけます。

事務局長 高野 明

学生相談ニュース127号の発刊について

 2021年4月26日に学生相談ニュースNo.127(4月号)が発行されました。会員ページに掲載しましたので、お知らせいたします。

                                          広報委員会

コロナ禍、2年目の春に (理事長メッセージ)

コロナ禍、2年目の春に (理事長メッセージ)

理事長 高石恭子(甲南大学)

 キャンパスに、再び春がめぐってきました。昨春とは異なり、舞い散る桜の木の下には、マスクをした学生たちが三々五々語らう姿が見られます。新2年生と新入生の合同入学式を執り行う大学もあります。地域の感染状況によって、まだ学生が登学できない場合もあるかもしれませんが、入学式とそれに続く歓迎行事は、まさに「大学生として生まれる」ための大切なイニシエーションです。子どもがこの世に生まれてきたとき、家族や周囲の人々が祝福するように、大学生もまた「わがキャンパスへようこそ」「今日から○○大学生だね」と歓迎のシャワーを浴びることによって、これまでとは違う、学生になった自分というアイデンティティを築き始めるのだということを、私たちは忘れずにいたいと思います。
 この一年間、学生たちは、「あるはずのキャンパスライフ」を喪失し続けてきました。その問題の重要性に途中で気づいた政府やそれぞれの高等教育機関は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策をとりつつ、できるだけ学生がキャンパスに来て対面授業を受けられるよう工夫を重ねてきています。しかしながら、感染防止策の徹底とはすなわち、キャンパスにおける偶然の出会いや多様な生の経験をできるだけ排除するということでもあります。ソーシャル・ディスタンスを確保した対面授業の受講だけでは、学生時代にこそ得られる豊かな人間形成のための濃密な時間を埋め合わせることは決してできないでしょう。
 そのような状況下で、私たち学生相談に携わる者にできることは何でしょうか。また、気づいておく必要があるのは、どんなことでしょうか。

 本学会では、昨年3月に「学生相談における遠隔相談導入に関する検討チーム」を発足させ、コロナ禍の下でも途切れずに学生相談活動を行うことを目指して、インターネットを用いた新たな遠隔相談の方法について紹介し、また遠隔から対面相談を再開するときの留意点についても広く情報発信してきました。それらは、会員のみなさまに一定の指針として役立てていただけたのではないかと思います。
必要に迫られてという側面はあったにせよ、1年が過ぎるうちに、私たちの多くは、遠隔相談を一つの選択肢として日常的に実施し、遠隔で授業や会議を行い、遠隔で研究発表をしたり研修を受けたりするようになりました。体験してみて、それらの利点や限界も理解されるようになっています。感染拡大第4波の到来が予見される今春ですが、かりに教職員や学生が再び入構禁止になり学生相談機関が閉室されても、昨年のようにあわてず、私たちはさまざまな方法で学生相談を提供できます。おそらく、この1年で築いた新しい学生相談様式は、コロナ禍の収束後も消えることなく引き継がれていくでしょう。
 その新しい様式を前提として、コロナ禍2年目を迎えた高等教育の場に学生相談が貢献できることは何かを見据えていくために、前述した本学会の遠隔相談導入検討チームのメンバーは「コロナ禍の学生相談検討チーム」として活動を継続することになりました。遠隔相談に限らず、各学生相談機関での独創的な取り組みや参考になる実践を紹介し、それらを通して今後の学生相談活動に向けたヒントを示していけたらと考えています。

 さまざまな機会にお伝えしていることですが、学生相談は個別教育の一環であり、すべての学生のこころの成長を支え、社会への主体的な巣立ちを目指す営みです。こころの成長のステップは一段ずつ踏んで進んでいく必要があり、途中のプロセスをスキップすることはできません。今、そしてこれから、私たち学生相談に携わる者に求められているのは、コロナ禍で失われ続けるキャンパスライフ(あるはずが、ないもの)により自覚的になり、その喪失からのこころの復興のために、力を尽くすことではないでしょうか。
 長く続くコロナ禍によって社会の不安は増大しており、残念ながら、大学生や若者に対して厳しいまなざしが向けられる状況が続いています。また、学生が巣立つ先の社会の受け皿はコロナ禍の前と大きく変容しており、将来をうまく描けなくなっている学生も少なくありません。多くの大学の相談機関で、後期に入ってからの利用件数の増加(例年より多い傾向)が報告されています。コロナ禍前と比べて、昨秋から若者と女性の自殺率が上昇しているという心配なデータもあります。私たちは、相談に訪れる学生だけでなく、援助を求めてこない、孤立してしまった学生ともつながる努力を続けなくてはならないのです。その方法については、本学会が2014年に作成した「学生の自殺防止のためのガイドライン」*に示されているとおりです。
 人のこころは、危機状況に長く耐えられるようにはできていません。昨年は無我夢中で乗り切ったとしても、コロナ禍2年目は、学生も教職員も張り詰めていた緊張の糸が切れ、支えを必要とするリスクが高まります。学生相談の真価が問われる時期は、これからだと言えるでしょう。援助をする側の私たちも、燃え尽きてしまわないよう、今までよりいっそう仲間との交流を絶やさず、支え合う必要があります。広報誌の「学生相談ニュース」でも紹介してきたように、全国の各地域にはさまざまなネットワーク(地区の学生相談研究会)が形成されています。自分の体験を分かち合う仲間がいないと感じたら、ぜひそれらに参加してみて下さい。

 最後に、最終年度を迎える今期の執行体制(第11期常任理事会)の活動状況をご報告しておきます。
この1年、すべての会合は遠隔で実施され、一度もキャンパスに入れなかった学生同様の忍耐や寂しさも経験しましたが、それぞれの委員会の積極的な活動により、ほぼ計画通りに事業を進めることができました。2022年4月の法人設立を目指して準備が進んでおり、今年度の早い時期に会員管理のオンライン化を行うほか、機関誌「学生相談研究」のオンライン査読システムの導入、「学生相談ニュース」の電子化(紙媒体の廃止)などが予定されています。また、3年に1度の「全国学生相談機関調査」も完全ウェブ実施で行われます。移行に際しては、会員のみなさまにいろいろご不便やお手数をかけることになるかもしれませんが、より盤石な学会運営体制を構築していくために、ご理解とご協力をいただけましたら幸いです。

*https://www.gakuseisodan.com/wp-content/uploads/public/Guideline-20140425.pdf
日本学生相談学会 2014 学生の自殺防止のためのガイドライン 

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第52回学生相談セミナー受付を締め切りました

会員の皆様
定員に達したため、2月1日にて第52回学生相談セミナー(オンライン)の受付を終了いたしました。
これから、申込んでいただいた皆様のお手元に振込先等のご案内が届きます。
万が一数日中にご案内が届かない場合はお問い合わせください。
問い合わせ先:yterashima@icu.ac.jp
この度はお申込みいただきありがとうございました。

研修委員長 寺島吉彦

第52回学生相談セミナー開催のお知らせ

会員の皆様

第52回学生相談セミナーを添付の形で開催することになりました。
オンライン開催は夏のセミナーに引き続き2回めですが、引き続き、新型コロナウイルス影響下での学生相談というテーマで、
・講演「新型コロナウイルス影響下における学生のうつ」
・講演「電話相談再考(仮)」
・カウンセラー座談会「2020年度を振り返り、2021年度について考える」
のプログラムをご用意して、みなさまのご参加をお待ちしています。
今後プログラムの変更があったりした場合は、最新の情報を学会サイトに掲載しま す。そちらもご参照の上お申込みいただけますと幸いです。

添付資料:春のオンラインセミナー2020年度案内

研修委員長
寺島吉彦

【重要】オンライン開催決定及び研究発表申し込み等の〆切間近について

1.大会開催方法について

昨今の社会的情勢を鑑みまして、今年5月の第39回大会は、オンライン開催
とすることを準備委員会で決定いたしました。

これまで大会準備委員会と致しましては、会員の皆様の「ぜひ参集したい
とのお声にお力を借りまして、参集開催とオンライン開催の両方の準備を進
めてまいりました。参集開催の断念は苦渋の選択ではございますが、より多
くの皆様が安全にご参加できるだろうことや、オンライン開催ならではの企
画も実施可能であることなど、前向きな事柄も多くあると思っております。

オンラインでのご参加の環境の整わない会員の皆様、研究発表をお考えの
皆様や、ワークショップの講師や参加者の皆様など、ご心配やご負担が増す
こともあろうかと思います。

準備委員会と致しましても、これまでにノウハウの蓄積の少ない準備となり
ますので、ご不便をおかけすることも多いかと思いますが、多くの皆様に安
心してご参加いただけますよう全力でサポートさせて頂きます。

詳細につきましては、来週25日(月)以降に、大会案内の第2版を大会公式
サイトに掲載いたしますが,基本的には,大会案内(詳細版)15ページから掲載
されております「Ⅸ参集での開催を中止し,オンライン開催とする場合の対
応」に沿うことになりますので,ご参照ください。 

オンライン開催は、遠方にはなかなか出られない方、育児や介護等でおう
ちをあけられない方々も、気安くご参加可能なことが何よりの利点だと思い
ます。ぜひお一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしています。

 

2.研究発表等の申込締め切りについて

研究発表申込の締め切りが近づいてきました。
締め切りは 2021年1月20日(水)です。
現在のところ、延長の予定はありません。どうぞご準備をお願いいたします。

また,ワークショップの申込締め切りも同日となっています。
なお特別交流会もオンライン開催となりますので、無料となり、事前の
申込は不要となります。詳細は大会案内第2版にてお知らせいたします。

  大会参加及び研究発表申込は大会公式サイトから

なお申込には,学会ホームページ・会員専用ページ用のユーザー名
とパスワードが必要です。ユーザー名とパスワードは、会員の皆様に
11月下旬に郵送いたしました、大会案内(印刷版)に掲載されています
のでご覧ください。

では皆様のご参加をお待ちしております。

┏―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―┓
        日本学生相談学会第39回大会準備委員会
  委員長  杉江 征(筑波大学)事務局長 田附あえか(筑波大学)
 〒305-8755 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学大学会館B棟4階
            筑波大学学生相談室内
                                                 大会公式サイト 
┗―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―┛

学生相談ニュース126号の発刊について

 2020年12月10日に学生相談ニュースNo.126(12月号)が発行されました。会員ページに掲載しましたので、紙媒体での郵送にさきがけてお知らせいたします。

                                          広報委員会

第39回大会公式サイト開設のお知らせ

第39回大会は2021年(令和3年)5月15日(土)~17日(月)の日程で、つくば国際会議場を会場に開催する予定です(一部動画配信によるオンライン開催)。

メールニュースにて第39回大会ニュースNo.1を会員のみなさまへ送付するとともに、

日本学生相談学会第39回大会の大会公式サイトを開設しました。

申込を含めた詳細情報については、上記のご案内および大会公式サイトにてご確認ください。

学生とともに、未来へ(理事長からのメッセージ)


学生とともに、未来へ(理事長からのメッセージ)

理事長 高石恭子(甲南大学)

  コロナ禍の続く中、多くの大学で後期授業が始まりました。会員のみなさまはそれぞれ、新年度の始まりには想像もつかなかった地点に今自分が立っていることを、感じていらっしゃるのではないでしょうか。
  私自身も、無我夢中で歩み続けたこの半年あまりでした。LMS(Learning Management System)を用いて授業のデジタルコンテンツを配備し、画面上で学生のレポートを読み、やり取りをすること。ウェブ会議システム(Zoom、Teamsなど)を用いて遠隔相談やミーティングを行うこと。同様にセミナーや研修会に参加すること。それらがいつの間にか普通のことになり、Wi-Fiがありインターネットにさえつながれば、世界中どこにいても、空の上(機内)からでも、お互いの顔を見ながら同時双方向のコミュニケーションができるのだということに目を拓かれました。
 このようなウェブツールを使うことは、自動車を運転するのと似ているのではないかと思います。もともと得意不得意があるでしょうし、次々と開発される新しいサービスを急いで使いこなすためには、免許取り立ての技能で路上に出て練習するしかありません。当然、ヒヤッとする事態も起こります。しかし、私たちが失敗を恐れて守りの姿勢でいるばかりでは、今を、そしてこれからの未来を生きる学生たちの役に立つことはできないでしょう。
  前期の数ヶ月、LMSを介した個別のやり取りのなかで、「深夜にすみません。課題ができたので受け取っていただけますか?」「先生方もたいへんなのに、学生のことを気づかってくださっているのがわかって嬉しいです」といったメッセージが学生から添えられることがたびたびありました。夜、一人でPCやスマートフォンに向かっている(会ったことのない)学生の姿を想像し、少し温かい気持ちになって返信しながら、これもまた私たちにできる貴重な一つの「つながり」のあり方なのだと実感した次第です。

 文部科学省が9月15日に発出した「大学等における本年度後期等の授業の実施と新型コロナウイルス感染症の感染防止対策について(周知)」においては、大学における豊かな人間性の涵養のためには、直接の対面交流が重要であることの再確認と、感染防止対策を取った上で対面授業を実施する工夫の要請がなされています。この「周知」に至った背景には、前期中に実施されたさまざまな調査から、長期の自粛生活と慣れない遠隔授業のストレスにより、無視できない割合の学生が心身の不調を経験し、また修学への意欲を失っている(休退学を考えている)という結果が示されたこともあるでしょう。なかにはセンセーショナルにメディアが取り上げたものもあり、私たちは慎重にその数値を読み解く姿勢をもつ必要がありますが、文部科学省の方針や調査報道を受けて、高等教育機関は目下、それぞれの事情に応じた「対面と遠隔のハイブリッド型授業」の構築に取り組んでいます。正課外の活動も、多くの大学で新たなルールの下、対面実施に移行しているところです。
  後期開始にあたって、学生たちは前期より複雑で多岐にわたる選択肢のなかで、主体的に自らの学生生活を組み立てるという課題が与えられることになりました。しかも、いったん作り上げても感染症の状況に応じていつ修正を迫られるかもしれないという事情は、当分続くでしょう。とりわけ、これから半年遅れでキャンパスライフがやっと始まっていく新入生にとっては、このような要請は過重な負担となることが十分想定されます。また、見通しのもちにくい中での進路選択や就職活動に不安を募らせる高学年生も少なくないでしょう。
  前述の文科省の周知文書に書かれた留意事項の中にも、これらの学生への相談対応に万全を期し、「カウンセラーや医師等の専門家とも連携してきめ細かく」対応することが要請されています。また、より相談しやすい体制構築のために、SNS、ウェブ会議システムやメールを活用した例が挙げられています。学生相談もハイブリッド方式で行われることが標準になる時代がすぐそこに来ていると考えられるでしょう。
  本学会では、3月から活動してきた「学生相談における遠隔相談導入に関する検討チーム」と今期の特別委員会が中心となって「遠隔相談に関するガイドライン」を策定し、公開しました。ぜひお読みいただき、ご意見やご提案をお寄せください。そこでは、遠隔相談は対面相談の代替手段ではなく、多様な学生相談の方法の一つとして位置づけられています。今後も、テクノロジーの発達とともに活用が可能になる新たなサービスやツールに対して、私たちは学生とともに学ぶ姿勢をもち、学生の心の成長のためにいかに役立てられるかを真摯に考えていきたいと思います。
 なお、前期は遠隔相談のみを行い、後期に対面相談を再開するにあたって情報が必要であるという方は、本ウェブサイトや会員向けメールニュース、学生相談ニュースなどでみなさまにお届けした【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について】第5報「『緊急事態宣言』解除後の大学において安全に学生相談を行うために」(5月27日公開)をご参照いただければと思います。最小限必要な知識と実践のための準備については、ここに網羅されています。それぞれの大学等の方針に合わせて、柔軟に活用していただけたら幸いです。 
  非常勤の立場で、また常勤であっても一人職場のような環境で、この困難な状況に立ち向かわれている会員のみなさまにとっては、相談活動にあたって平常以上に不安やご苦労の多い状況が続いているかもしれません。これまでのメッセージにも書かせていただいたように、コロナ禍でストレスに晒されているのは学生も私たちも同じです。私たちが安心と安全を感じられない環境では適切に学生を支えることはできないでしょう。困ったときには仲間と支え合い、自分自身を労わることもどうか忘れないでください。

 さて、このような取り組みに注力するうちに、気づくと現執行体制(第11期常任理事会)の任期も半ばを迎えました。ここで、前半期のご報告をさせていただこうと思います。
 理事長から就任時のごあいさつでみなさまに公約したのは、1)学術情報等の電子化の推進、2)年次大会や研修会の内容と開催方法の見直し、3)本学会の組織体制そのものの検討、の3点でした。いずれも、コロナ禍への対応により加速した部分と、遅延している部分とがあります。
  1)については、会員のみなさまへのサービスに滞りのないよう、情報発信や各種活動の電子化・オンライン化をまず重点的に進めてきました。コロナ禍により、会員への情報発信の電子化は急速に進んだと思います。会員管理システムの導入や、ジャーナル編集のオンライン化の導入などが、これからの課題です。2)については、想定以上の見直しを迫られることになり、目下も対応中です。5月の年次大会、8月の夏のセミナーをオンラインで開催したことに続き、11月の全国学生相談研修会も全面オンライン実施が決まっています。今期にどこまでたどり着けるかはわかりませんが、今後の開催については、ハイブリッド化、そしてハイフレックス化(対面と遠隔の同時実施)が現実味を帯びた検討の俎上に上がってきています。3)については、コロナ禍の影響で少し遅れましたが、本学会の「法人」化の具体的検討が2022年4月の設立を目指して進んでいるところです。法人化については、会員のみなさますべてに深く関わる課題として丁寧なご説明が必要であると考えています。準備が整いましたら、その機会を設けていきたいと思っています。
  本学会が発展し、その意義を認められていくうえで、以上のいずれもが重要至急の課題であると認識しています。学生とともに、未来へ向かって確かな歩みを進めるために、会員のみなさまの知恵と経験を結集することが今までに増して重要です。引き続き、ご協力を賜りますようお願いいたします。

参考:「大学等における本年度後期等の授業の実施と新型コロナウイルス感染症の感染防止対策について(周知)」

 

 

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「遠隔相談に関するガイドライン」を作成しました。

遠隔相談を正しく活用するための指針となる考え方を提示することを目的として「遠隔相談に関するガイドライン」を作成し公開しました。

ぜひご一読の上、今、そして、これからの学生相談にお役立てください。

「遠隔相談に関するガイドライン」

 ・本ガイドラインの著作権は、日本学生相談学会に帰属します。遠隔相談の活用のために本ガイドラインを複製・配布することを認めます。他サイトや出版物等での再配布・転載については、事前に本学会の許可を得るようにしてください。

第58回全国学生相談研修会受付を締め切りました

日本学生相談学会会員及び全国の大学・短期大学・高等専門学校において学生相談・学生支援に携わる教職員の皆様

申込期間を8月31日(月)までとしておりましたが、定員となりましたので、第58回全国学生相談研修会の申込受付を締め切らせていただきました。

今年度は例年よりも定員を少なく設定していたこともあり、申込受付期間が短くなってしまったことをお詫びいたします。

何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

第58回全国学生相談研修会
運営委員長 高石恭子
準備委員長 寺島吉彦

今年度の学生支援士資格指定研修について(お知らせ)

 今年度は、コロナウイルス感染症拡大予防のため指定研修の実施方法を変更いたしました。学生支援士資格指定研修(学生相談の基礎と実践Ⅱ)は、第58回全国学生相談研修会でその一部を導入編として行い、残りの指定研修を別機会にオンラインで実施することにいたしました。
 導入編を除く研修の実施期間は第58回全国学生相談研修会終了後から2021年1月末までの期間を予定し、この間にオリエンテーションを含み6回のセッションを計画しています。研修費は10,000円です(オリエンテーションを含む第1~5回までの研修費。導入編を開講する全国研修会の参加費は別途必要です。)。
 事前の申込が必要です。申込用紙が必要な方や詳しい情報が必要な方は、受講要項を学会の会員専用サイトからダウンロードしてください。(資格認定委員会)

 

【満員御礼:締め切りました】第58回全国学生相談研修会開催要項(オンライン開催)

第58回全国学生相談研修会開催要項

 本研修会は、高等教育機関において学生相談・学生支援に携わる教職員を対象とした研修と相互交流の場です。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で参集できる見通しが立たないためオンライン形式といたします。プログラムは、全体で行われるシンポジウムをはじめ、選択制の小講義3枠と分科会2枠で構成されています。
2日間を通してご参加いただくことで、学生相談・学生支援の基礎から実践までを総合的に学ぶことができるプログラムとなっています。シンポジウムでは新型コロナウイルス影響下での大学教育と学生相談について考え、小講義では最近の学生や大学に係わる課題について学び、さらに分科会では職種や関心のあるテーマについて、参加者同士のディスカッションと分かち合いを通して理解を深めることができます。
 本研修会に参加されたことのある方は、お申し込みの際プログラムや申込方法など例年と異なる点にご注意ください。みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

日時
2020年11月15日(日)10:00~17:30
2020年11月16日(月)10:00~16:30

方法
Zoomによるオンライン開催

参加資格
* 大学、短期大学、高等専門学校において学生相談・学生支援に携わる教職員および日本学生相談学会会員。
* 2日間を通して参加できること。

定員
360名(例年より少なくなっています)。

プログラム
全体で行われるシンポジウムのほかに、選択制の小講義3枠と分科会2枠で構成されています。
詳細はこちら(スケジュール、研修内容、研修証明など)。

参加費
* 日本学生相談学会正会員  15,000円
* 日本学生相談学会機関会員   1名 15,000円(2名まで。3名以上は一般でお申し込みください)
* 一般(日本学生相談学会非会員)  17,000円

申込方法
こちらのサイトよりお申し込みください。

申込期間
7月20日(月)から8月31日(月)まで。
※ 定員になり次第締め切らせていただきます。

情報保障
情報保障等、特別な配慮が必要な方は参加申込時にお知らせください。

問い合わせ先
第58回全国学生相談研修会事務局
〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1-1-9-203 日本学生相談学会内
TEL・FAX 0422-52-3700
E-mail zenkoku@gakuseisodan.com
※ 可能な限りメールでお問い合わせください。
※ 新型コロナ感染拡大状況によっては電話対応ができない時期がある可能性をご承知おきください。

主催
日本学生相談学会

後援(予定)
文部科学省、文部科学省、独立行政法人日本学生支援機構

委員
運営委員長 高石恭子(甲南大学)
事務局長 高野 明(東京大学)

運営委員 安住伸子(神戸女学院大学)、岩田淳子(成蹊大学)、大島啓利(広島修道大学)、奥野 光(二松学舎大学)、斉藤美香(札幌学院大学)、杉江 征(筑波大学)、鈴木健一(名古屋大学)、寺島吉彦(国際基督教大学)、水戸部賀津子(昭和女子大学)

準備委員長 寺島吉彦(国際基督教大学)
準備副委員長 奥野 光(二松学舎大学)
準備委員 岩田淳子(成蹊大学)、小池有紀(青山学院大学)、小市玲子(亜細亜大学)、設樂友崇(山梨英和大学)、杉江 征(筑波大学)、高野 明(東京大学)、髙橋国法(東京都市大学)、田村友一(明星大学)、光川利恵(専修大学)