2024年8月30日に学生相談ニュースNo.137(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
2024年8月30日に学生相談ニュースNo.137(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
日頃から日本学生相談学会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。当学会では、全国の高等教育機関に設置されている学生相談機関に関して、「学生相談に関する調査(全国調査)」を実施しております。調査結果(概略)は当学会のウェブサイトにて報告いたします(2025年3月予定)。締め切りは、2024年10月11日(金)です。ご多忙とは存じますが、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
本調査は、PDFファイルに直接書き込む形式となります。回答および送信の手順は以下のとおりです。最後まで必ずお読みください。
【回答方法】
1. PDFファイルへの書き込み用に無料のAdobe Acrobat Readerをインストールする。
(すでにインストール済みの方は2に進んでください)
*無料版Adobe Acrobat Readerは,こちらから取得できます ⇒ https://get.adobe.com/jp/reader/
*有料版のAcrobat Standard、Acrobat Proをお持ちの方は、それらを用いることも可能です。
【注意】 ブラウザ(Chrome、Edgeなど)上での簡易書き込み機能を用いた入力は、OSによってバグが生じることがありますので、利用を避けてください。
2. PCに調査用紙をダウンロードする。
以下をクリックして調査用紙 (PDFファイル)をダウンロードしてください。
【注意】OSによっては、ダウンロードが始まらず、ブラウザ上で開封パスワードが求められる場合があります。その際は、開封パスワード(各学校にご送付した依頼文書もしくは「回答および送信の手順」に記載)を入力し、アクセスをしたうえで(ブラウザ上で情報は入力せず)ダウンロードしてください。
3. Adobe Acrobat Readerを用いて調査用紙のファイルを開封する。
*その際、開封パスワード(各学校にご送付した依頼文書もしくは「回答および送信の手順」に記載)を入力します。
4. 開封された調査用紙のファイルに直接、回答を入力する。
5. 回答が終了したら、「別名をつけて保存」をする。
* ファイル名は、カッコ内にご所属の学校名を記入し「全国調査(学校名)」としてください。
* 開封パスワードの削除および変更は不要です。パスワード設定は変更せず、そのまま保存してください。
【送信方法】
6. ファイルをアップロードする。アップロード先URL ⇒ https://x.gd/O4r9R
7. 「ファイルの選択」をクリックし、回答した調査用紙を選択し、「開く」をクリック。送信者の氏名情報を入力の上、「アップロード」を選択する。
* 「アップロードが完了しました」と表示が出ると終了です。
【問い合わせ先】
PDFファイルの回答・送信についてお問い合わせがございましたら「学生相談機関に関する全国調査ワーキンググループ(kenkyu_info@jasc1987.onmicrosoft.com)」までご連絡ください。
2025年度より、年度会費の納入方法として、オンライン決済がご利用できるようになります。
方法はクレジットカード決済およびバンクチェック決済(銀行振込)となります。学会ウェブサイトの会員マイページからお支払いの手続きが可能となります。手数料等は不要です。年度会費の納入状況が会員マイページからすぐに確認できますので、ぜひご利用ください。また請求書や領収書も会員マイページからご自身でダウンロードすることができます。
会員マイページの登録がお済みでない方はこの機会に必ずご登録をお願いいたします。
なお一定期間、従来通りの納入方法にもご対応いたします。また、機関会員の方は変更ありません。
2025年度の年度会費のご請求は2月中旬ごろとなります。どうぞご活用ください。
事務局
みなさま
こんにちは。
この度は第62回全国学生相談研修会にたくさんのお申し込みをいただきありがとうございます。
第1部のみの参加については定員に達しましたので申し込みを締め切りました。
第1部・第2部通してのご参加については7月25日(木)まで申し込みを受け付けております。
参加をお考えの方は、プログラムをご参照の上、ぜひお早めにお申し込みください。
第62回全国学生相談研修会準備委員会
会員の皆様 2024年度学会推進研究の募集を始めました。
以下の応募要領をご確認の上、ふるってご応募ください。
2024年7月
日本学生相談学会
研究委員会
研究委員会では、日本学生相談学会正会員の研究活動を奨励し、学会誌「学生相談研究」の充実に向けて、研究計画を募集します。学会推進研究として採択された研究計画には研究助成金が学会より交付されます。学会推進研究に関する応募方法の詳細や各種様式(研究計画申込用紙・研究計画書など)は、学会ウェブサイト(会員専用サイト)に掲載していますので、ご活用ください(https://www.gakuseisodan.com/exclusive/suishin)。
Ⅰ.研究テーマは学生相談に関連していれば自由とします。
Ⅱ.研究助成金
1件限度額 20万円
Ⅲ.採択件数
2件程度を予定
Ⅳ.申請手続と採択後の手続
(1)応募資格者
応募資格者は日本学生相談学会正会員とします。グループでの申請もできますが、
全員が正会員であることが必要です。
ただし、すでに本推進研究の助成を受けて研究を進めている場合、その研究期間(2年間)は別のテーマであっても応募できないものとします。また、共同研究者は、研究期間中の異動による加入は可としますが、外れることは認められません。加入する共同研究者は応募時に既に正会員であることが条件です。異動は必ず研究委員長までご報告ください。
(2)研究計画書
①研究計画書の提出
必要事項を記載の上、研究計画申込用紙(様式1)と研究計画書(様式2)を提出してください。なお、研究計画書には、研究の背景や問題、目的、具体的な研究計画と方法、倫理的配慮などについて、過不足なく記載するよう留意してください(4ページ以内)。なお、もし今回申請したテーマについて所属機関ですでに研究倫理審査を受けている場合には、当該の研究倫理申請書も添付してください。郵送用封書の表に「学会推進研究」研究計画書在中と朱書きしてください。研究計画書にもとづいて採否を決定します。ただし、採択の場合でも、助成金の交付金額は申請額を下回ることがあります。
②必要経費の申請について
研究に必要な備品、消耗品、人件費(データ入力作業・調査補助などのための雇い上げに限る。1時間1000円で計上)、旅費(研究テーマと関連があれば、本学会大会や学生相談セミナー、全国学生相談研修会への参加費・旅費に充てることもできる)を申請することができます。申請者の判断で費目を分けて申請してください。ただし、本学会の年次大会(ワークショップを含む)、本学会主催の学生相談セミナー、全国学生相談研修会に参加する費用を経費として申請する場合には、その参加費・交通費・宿泊費の予算は、必要経費総額の50%を上限とします。それが分かるように記載してください。それ以外の交通費・宿泊費(例えば調査研究のための旅費や研究打ち合わせ旅費など)は、上記制限に該当しません。なお、研究管理経費については必要性の有無を大学に問い合わせのうえ、事前に研究委員長までご相談ください。
③研究計画申込用紙・研究計画書の締め切り
2024年10月11日(金)必着。受付は郵送に限ります。
④研究計画申込用紙・研究計画書の郵送先
〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1-1-9-203 日本学生相談学会研究委員会
⑤問い合わせ先
研究委員長 杉岡 正典(名古屋大学)
E-mail:kenkyu@gakuseisodan.com
⑥採否の決定
研究委員会ならびに理事会で、採否と助成金額を決定します。採択された研究者宛に本学会より、2025年2月中旬頃までに連絡します。
(3)学会推進研究成果報告書・決算報告書の提出、および『学生相談研究』への投稿
①学会推進研究成果報告書
助成期間終了時に、学会推進研究成果報告書として所定の様式(様式3)に従って作成された報告書を学会事務局(研究委員会宛)に提出してください。なお、提出された研究成果報告書は学会ウェブサイトの会員専用サイト内で公開する予定ですので、電子データでも提出していただきます。
②決算報告書
助成期間(2年間)終了時に領収証を添付の上、決算報告書を作成し、学会事務局(研究委員会宛)に提出してください。領収証の合計金額を助成金額と同じに揃えるのが難しい場合は、助成金額を超えても可とします。ただし、報告書の支出額は助成金額と同じになるよう作成し、超過分は個人負担となります。
③『学生相談研究』への投稿
助成期間(2年間)終了後1年以内に採択された研究計画の研究論文を作成し、「学生相談研究」に投稿していただきます。論文は「『学生相談研究』論文執筆ガイド」に則って投稿してください。なお、投稿論文の採択の可否は編集委員会の審査によるものとします。投稿論文には、「付記」として、助成金を受けたことを必ず明記してください。また、論文を投稿した時点で、その旨を学会事務局(研究委員会宛)に報告してください。
④研究成果を提出できなかった場合
期限までに学会推進研究成果報告書の提出、および、「学生相談研究」への投稿ができなかった場合には、当該研究課題について交付した助成金の交付決定を取消し、研究助成金を返還していただきます。ただし、どうしても投稿できないやむを得ない事情がある場合には、研究委員会にその旨を申し出てください。
⑤学会推進研究成果報告書・決算報告書の郵送先
〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1-1-9-203
日本学生相談学会研究委員会
電子データ:kenkyu@gakuseisodan.com(研究委員会宛て)
日本学生相談学会研究委員会
5/1に、システムの関係で、WordファイルではなくPDFファイルでの投稿をお願いしておりましたが、そのエラーが解消されたとのことです。7月1日以降、PDFファイルに変換して投稿していただく必要はなくなりました。本文等は、Wordファイルのアップロードで充分です(なお、解消しましたので、以前のアナウンスは削除しております)。もし不明な点がありましたら、編集委員会のアドレスまで連絡をお願いします。
会員のみなさま 高等教育機関の教職員のみなさま
こんにちは。
先日全国の高等教育機関へ第62回全国学生相談研修会開催のご案内を差し上げました。
そして、まもなく7月1日より参加申し込みが始まります。
学会サイトに掲載されるプログラムで研修会の詳細をご確認いただき、プログラム中に掲載の専用フォームからふるってお申し込みください。
本研修会は、高等教育機関において学生相談・学生支援に携わる教職員を対象とした研修と相互交流の場です。今年度は昨年度と同様、オンライン形式と対面形式で開催日程を分け、2部構成で開催いたします。プログラムの構成は、第1部としてオンラインでの特別講演と小講義、第2部として対面による分科会としております。
【日時】
第1部:2024年11月15日(金)10:00~17:00、オンライン開催
第2部:2024年11月23日(土)13:00~18:00・2024年11月24日(日)9:00~15:30、新宿NSビル
第1部、第2部を通してご参加いただくことで、学生相談・学生支援の基礎から実践までを総合的に学ぶことができる魅力的なプログラムとなっています。特別講演では、國分功一郎先生をお招きし、学生相談・学生支援が大切にしている「意志」の問題についてみなさんと再考します。分科会では各自の関心によってテーマを選択していただき、講師による講義や話題提供、参加者間のディスカッションや分かち合いを通して理解を深めていきます。小講義では最近の大学・学生に関するテーマや実践に役立つ話題を学びます。
なお、今回も第1部(オンライン)のみの参加申込を受け付けます。できるだけ多くの方と研鑽の場を持ちたいという思いからですが、本研修会の醍醐味である分科会を含めた3日間をとおしてご参加いただきたいという思いはこれまでと変わりません。
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
第62回全国学生相談研修会準備委員会 一同
2024年4月25日に学生相談ニュースNo.136(4月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
新しい季節の始まりに寄せて
理事長 高野 明(東京大学)
今年も別れと出会いの季節がめぐってきました。皆さまも、それぞれの学校で社会に出て行く学生を送り出し、別れにともなう様々な感情の余韻に浸る間もなく、新入生を迎え入れ、新たな出会いを重ねていらっしゃるのではないかと思います。近年は、桜の花が散るタイミングが早くなり、満開の桜で新入生を迎えるのが難しくなってしまって、地球温暖化の影響を身近なところで感じようになりましたね…と書こうと思っていたのですが、今年の開花が遅れたことで、少し拍子抜けしています。自然は本当に気まぐれなものですね。
まずはじめに、今年1月に発生した能登半島地震で被災された皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。本学会では、この震災を受けて、「学生相談仲間による『能登半島地震』相互支援」と題し、被災地の皆様への支援活動を開始しました。3月末には、被災地のカウンセラーの方々を対象として、前理事長の高石恭子先生(甲南大学)による「震災後のこころの復興について」というオンライン研修会の開催を支援いたしました。このような取り組みが、被災地域の会員の皆さまと、学生をはじめ大学関係者への応援と支えになればと願っております。今後も、復興の長いプロセスに寄り添っていけるよう、学会としての相互支援の取り組みを続けて参ります。
今期の理事会は、早くも任期の約半分を終えて、折り返し地点に立っています。私が、就任時に掲げさせていただいた、持続可能な学会運営体制の構築と、学生相談の活動モデルの整理については、引き続き取り組んで参ります。後者に関しては、今期の間に何らかの形でその成果を公表することを計画しています。学生相談の専門性を再確認し、その使命を改めて明確に示すことで、すべての学生が学生生活を十分に享受できるような学生相談のあり方を提示できたらと考えております。
さて、昨年5月には、新型コロナの感染症法上の分類が第5類に移行したこともあり、皆さまの学校でも、キャンパスにおける活動制限が撤廃され、対面中心のキャンパス運営体制に戻っているのではないかと思います。感染症がなくなったというわけではありませんが、社会全体がようやくポストコロナと言える段階に入ったと考えられます。多くの学生にとって、コロナが過去のものになっていく一方で、身近な人をコロナで亡くしたり、外出自粛の生活の中で孤立を深めてしまったりと、現在もその影響に苦しんでいる学生もいます。そもそも、私たち教職員も含めて全員が、コロナ禍の影響を何かしら受けた当事者であるという側面があるわけですが、時間が経過していく中で、それぞれのコロナ禍体験は個別化され、その体験の受け止めも多様になってきています。ポストコロナの新たな世界にすんなりと入っていく学生もいれば、コロナ禍前とはどこかが違う新しい世界にどう適応していくかが課題になる学生もいます。今年の新入生の多くは、コロナ禍が始まった時はまだ中学生だったという学生達で、大学生の時にコロナ禍が始まった世代とも異なる体験をし、また、異なる成長のプロセスを歩んでいるはずです。ポストコロナの学生相談においても、個々の学生の多様な悩みに丁寧に向き合い、その歩みを支える取り組みを積み重ねながら、学校コミュニティに共通する課題を見つけ出し、その改善に向けて提言や働きかけを行っていくことが重要であることには変わりありません。
皆さまも、それぞれの現場で、個に眼差しを向けつつ、個を支えるキャンパス作りに貢献するために、日々奮闘されていることと思います。新年度も、学生相談をさらに盛り上げ、学生と大学を支える基盤を固めていくために、皆さまと共に歩んでいければと考えております。引き続き、変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。
学会誌でお知らせしたように、書評対象図書(博士学位論文を含む)の情報を学会誌に掲載し、そこから書評対象図書を選出することにしました。そこで、掲載するための情報を「情報提供フォーム」において募集いたします。学会員の方は、会員専用サイトにログインしていただき、「3.機関誌「学生相談研究」」の「各種申請」にある「書評対象書籍 情報提供フォーム」から情報をお寄せください。著者からの情報提供はもちろん、著者以外からでもかまいません。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
(なお、学会誌において、書評ルールの文言を学会ウェブサイトにて掲載すると書かれてありますが、もう少々お待ちください。)
「学生相談研究」編集委員会
編集委員長 山川裕樹
学生相談ニュースNo.135 の学会インフォメーションの記載に訂正があります。学術交流・大会委員会の「海外での経験を会員にお伝えしてみませんか? 」の原稿文字数は「2000字程度」です。お詫びして訂正いたします。会員の皆さんからの応募を是非お待ちしております。
広報委員会
2023年12月10日に学生相談ニュースNo.135(12月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
2024年5月25日(土)~27日(月)に東北大学で開催予定の日本学生相談学会第42回大会の公式サイトが開設されました。
https://confit.atlas.jp/guide/event/jasc2024/top?lang=ja
また、大会案内を発送いたしましたので、ぜひご確認ください。
学生相談研究44巻1号をJ-STAGEにて11月6日に公開しました。
下記よりご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jasc/-char/ja
なお、J-STAGEでは全文公開可の論文のみ公開しております。
要約のみ公開可の論文につきましては、公開作業が整い次第、学会ウェブサイトにて公開予定です。
編集委員会
2023年8月30日に学生相談ニュースNo.134(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
みなさま、こんにちは。
本日より第61回全国学生相談研修会の申し込みを開始いたしました。
今年度は第1部をオンラインの開会式と講義、第2部を参集の分科会とし、4年ぶりに3日間の開催です。
学生相談の広がりと深まりを感じ、日頃の楽しさや苦労を仲間と分かち合うことのできる全国研らしいプログラムを、現代的な形でお届けいたします。
以下のプログラムをご覧いただき、こちらの専用フォームから、ふるってお申し込みください。 オンラインで、そして新宿で、ぜひお会いしましょう。
研修委員長 設樂友崇
※ プログラム19ページに記載のURLから申込フォームへ遷移できない場合には、上述の「専用フォーム」をクリックしてください。こちらの不備でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
理事長 高野 明(東京大学)
このたび、法人第2期の理事長に就任いたしました高野です。これから2年間、田附副理事長・事務局長をはじめ役員の先生方とともに、本会の舵取りを担当させていただきます。
本会は、1955年に前身の「学生相談研究会」が設立され、1987年に「日本学生相談学会」という学術団体として再出発し、それから35年が経過した2022年4月に、ようやく法人化を果たしました。現在では、個人会員約1500人、機関会員約300団体が所属する心理学系の学会の中でも比較的規模の大きな学会へと発展しています。これまでの本会の運営にご尽力くださった先輩方のおかげで、時間をかけて、学会としての基盤が固められてきたと言えるでしょう。そのような中で、近年では、学会の運営体制についても変化が生じてきています。今期は、役員の半数が新任の役員となり、今後も、法人化前と比較して早いサイクルで役員が交代していくことが想定されます。そのため、これまで引き継がれてきた学会の基礎を大事にしながら、持続可能な運営体制を整備していくことが急務となっています。そこで、今期の役員会は、高石前理事長のもとで進められた法人化とそれに伴う組織整備の成果を引き継ぎ、学会運営体制の充実・強化に取り組んでまいります。
また、今期の重要なテーマとして、学生相談の活動モデルの整理を掲げたいと考えています。「大学全入時代」に突入し、学生の属性や生活様式がこれまでと比べても格段に多様化し、デジタルネイティブ世代の学生のコミュニケーションのあり方や、学生の生活領域は急速に変化しています。本会では、これまでも、「学生相談機関ガイドライン(2013年)」、「学生の自殺防止のためのガイドライン(2014年)」、「発達障害学生の理解と対応について—学生相談からの提言(2015年)」、「『性別に違和感を持つ学生に、大学はなにができるか』大学における学生の困難と支援の現状(2016年)」、「遠隔相談に関するガイドライン(2020年)」等を公表し、多様な学生の課題への多様な関わり方について、提言を行ってきました。
コロナ禍を経て、学生の多様性対応に関する課題は、さらに複雑さ、深刻さが増してきていると思われます。学校によっては、LGBTQ学生への支援強化が課題になることもあれば、留学生への対応が急務になっていることもあるでしょう。また、学力や目的意識が乏しい学生への支援が重視されることもあれば、複雑な家庭環境や、経済的困窮を抱える学生への支援が課題となることもあるかもしれません。「多様な学生」の内実自体が、学校ごとに多様になってきている中で、それに応じて、学生相談としての関わり方も多様になってきています。社会正義の推進と学生の権利擁護のための働きかけ、問題を抱えた学生のもとにカウンセラーが出ていくアウトリーチ的支援、学生本人とは関わらず関係する教職員や家族との連携が中心となる事例等、個別のカウンセリング的関わりでは対応が難しい例も多く見られるようになってきており、本会としても、学生相談の今日的な支援のあり方についてアップデートし、再提示することが求められていると言えるでしょう。
日本学生相談学会は、学生相談に関わる教職員やカウンセラーの実践と研究を支えるネットワークであり、学生の成長促進と高等教育の発展に貢献するための団体でもあります。会員の皆様および関係する皆様のご協力とご理解をいただきながら、本会の活動がより充実したものとなるよう努めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
2023年5月29日
2023年4月24日に学生相談ニュースNo.133(4月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
第41回大会の事前参加予約は3/20に締め切りました。多数のお申し込みをいただきどうもありがとうございました。当日参加のお申し込みは、大会2日目(5/14)・3日目(5/15)、参集会場(昭和女子大学)にて受け付けます。会場にてお目にかかれますことを、準備委員会一同、楽しみにしております。
第41回大会準備委員会
会員の皆様、第1回代議員選挙の投票はお済みでしょうか。投票の締切は 2023 年 2 月 21日(火)当日消印有効です。お済みでない方は、お手元の選挙書類をご確認いただき、棄権することなくご投票いただきますようお願いいたします。
選挙管理委員会 問合せ先:info@gakuseisodan.com (日本学生相談学会事務局)
掲載依頼のあった求⼈情報を会員専用サイトに順次掲載しています。掲載している募集条件の内容については、記載条項 に誤りがあっても責任を負いかねますので各⾃でご確認の上ご判断ください。これまで過去の求⼈情報も閲覧できる状態でしたが、募集期間が終わったものについては順次取り下げることとなりました。掲載をご希望の⽅は事務局までご連絡いただき、できるだけ求人情報が掲載されたページのURLをご提供ください。
広報委員会
2022年12月12日に学生相談ニュースNo.132(12月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
2022年8月27日に学生相談ニュースNo.131(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
本学会では、2022年4月1日の一般社団法人設立を記念して、下記のシンポジウムを開催いたします。これからの学生相談が果たすべき役割について、実践現場と研究の立場から、また高等教育を俯瞰する立場から討議し、みなさまと共に考える機会としたいと思います。会員・非会員を問わず、このテーマに関心のある方のご参加をお待ちしております。
タイトル:これからの学生相談と高等教育
日時:2022年9月17日(土) 15:00〜17:00
会場:オンライン開催
参加費:無料
定員:250名 (9月9日(金)締切、申込先着順) (9月14日(水)締切、申込先着順)
シンポジスト:
岩切正一郎 (国際基督教大学 学長)
杉江 征 (筑波大学・本学会理事)
奥野 光 (二松学舎大学・本学会理事)
司会:
高石恭子 (甲南大学・本学会理事長)
参加申込みは、以下のフォームからお申し込みください。受付した方に、プログラムとZoomリンクのご案内を別途メールでお送りします。
申込みフォーム:https://forms.gle/udyu6wLtfoKAdZCVA
これからの学生相談と高等教育チラシ
5月8日に開催された総会にて報告いたしましたが、改めて、会員の皆様へ下記についてお知らせいたします。
1.編集規程、投稿規程、審査規程が改訂されました。これに伴い、論文執筆ガイドも新しくなりました。論文執筆の際は、最新のものをご参照ください。
2.論文種別に新たに「短報」が加わりました。詳細は、各規程をご覧ください。
3.論文投稿・審査システムは、全面オンラインに移行しました。
4.第43巻1号より、J-STAGEでの公開予定です。大会日(5月9日)以降の投稿は要約がJ-STAGEで公開必須となります。また、全文公開については選択性となります。
皆様の投稿をお待ちしております。
「学生相談研究」編集委員会
資料のページに、「日本学生相談学会による遠隔相談実施状況調査についてのご報告(要旨)」を掲載しました。
特別委員会
感染症対策のために来阪が難しくなった予約参加者のみなさま、大会特設サイトがオープンしましたのでお知らせいたします。特設サイトへは大会公式サイトからアクセスできます。ログインするためには4月24日(日)にメールにてお知らせしたユーザー名・パスワードが必要です。 事前に特設サイトにアクセスできること、ワークショップにオンライン参加される方は該当コースへの参加が可能な状態になっていること等、ご確認ください。 なお、当日参加の方には受付時に特設サイトにログインするためのユーザー名・パスワードをお渡しいたします。
特設サイトには「なんでも掲示板」も設けております。残念ながら遠隔でのご参加となったみなさまもぜひご活用いただき、会員同士の交流にお役立てください。 第40回大会、いよいよ明日からスタートです!
日本学生相談学会第40回大会準備委員会 委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長代行 竹中菜苗(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内
2022年4月25日に学生相談ニュースNo.130(4月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。
広報委員会
~~ 参集大会を目指し続けます! ~~
3年ぶりの参集大会(一部オンライン併用)を目指してここまで準備を進めてきました。ここに来てにわかにオミクロン株が猛威を振るい始め、予断を許さない状況になってきていますが、皆様が3年ぶりに直接顔を合わせ、議論を楽しみ、交流を深める機会を、ここ大阪で何とか実現したいという準備委員会の思いに変わりはありません。皆様の申し込み状況からも、参集大会に対する皆様の期待の大きさが伝わってきます。大会の頃にはコロナが落ち着いていることを祈りつつ、また、できるだけの感染対策(大学の活動基準遵守、会場の1/2定員、24時間稼働換気システムなど)を整えてお迎えする予定です。準備委員会一同、ますますがんばります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。(コロナの状況次第では全面オンライン開催となる可能性も依然残っています。引き続き、大会サイトで、最新の情報をご確認ください。)
~~ ワークショップ追加募集を行います!~~
より多くの方に参集参加いただくため、参集参加定員に空きのあるワークショップコースに関しまして、若干名の追加募集を行います。(オンライン参加の追加募集はありません。)期日までに申し込みそこねた会員の方、このワークショップにぜひ参加したいという非会員の方(大学などの高等教育機関に所属し、所属先で学生対応に従事している教職員)は奮ってお申し込みください。お申し込みの締切は2月21日となっています。(詳細は大会サイトへ)
日本学生相談学会第40回大会準備委員会
委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長 石金直美(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内」