Author Archives: ymanami

書評対象図書の情報提供に関するお願い

学会誌でお知らせしたように、書評対象図書(博士学位論文を含む)の情報を学会誌に掲載し、そこから書評対象図書を選出することにしました。そこで、掲載するための情報を「情報提供フォーム」において募集いたします。学会員の方は、会員専用サイトにログインしていただき、「3.機関誌「学生相談研究」」の「各種申請」にある「書評対象書籍 情報提供フォーム」から情報をお寄せください。著者からの情報提供はもちろん、著者以外からでもかまいません。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
(なお、学会誌において、書評ルールの文言を学会ウェブサイトにて掲載すると書かれてありますが、もう少々お待ちください。)

「学生相談研究」編集委員会
編集委員長 山川裕樹

学生相談ニュースNo.135 のお詫びと訂正

学生相談ニュースNo.135 の学会インフォメーションの記載に訂正があります。学術交流・大会委員会の「海外での経験を会員にお伝えしてみませんか? 」の原稿文字数は「2000字程度」です。お詫びして訂正いたします。会員の皆さんからの応募を是非お待ちしております。

広報委員会

学生相談ニュースNo.135の発行について

2023年12月10日に学生相談ニュースNo.135(12月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

第42回大会公式サイトがオープンしました

2024年5月25日(土)~27日(月)に東北大学で開催予定の日本学生相談学会第42回大会の公式サイトが開設されました。

https://confit.atlas.jp/guide/event/jasc2024/top?lang=ja

また、大会案内を発送いたしましたので、ぜひご確認ください。

学生相談研究41巻1号をJ-STAGEにて11月6日に公開しました

学生相談研究44巻1号をJ-STAGEにて11月6日に公開しました。
下記よりご覧ください。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jasc/-char/ja

なお、J-STAGEでは全文公開可の論文のみ公開しております。
要約のみ公開可の論文につきましては、公開作業が整い次第、学会ウェブサイトにて公開予定です。

編集委員会

学生相談ニュースNo.134の発行について

2023年8月30日に学生相談ニュースNo.134(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

【受付中です】第61回全国学生相談研修会の申し込みを開始しました

みなさま、こんにちは。
本日より第61回全国学生相談研修会の申し込みを開始いたしました。
今年度は第1部をオンラインの開会式と講義、第2部を参集の分科会とし、4年ぶりに3日間の開催です。
学生相談の広がりと深まりを感じ、日頃の楽しさや苦労を仲間と分かち合うことのできる全国研らしいプログラムを、現代的な形でお届けいたします。
以下のプログラムをご覧いただき、こちらの専用フォームから、ふるってお申し込みください。 オンラインで、そして新宿で、ぜひお会いしましょう。

第61回全国学生相談研修会プログラム(一般公開用)

研修委員長 設樂友崇

 

※ プログラム19ページに記載のURLから申込フォームへ遷移できない場合には、上述の「専用フォーム」をクリックしてください。こちらの不備でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

新理事長就任あいさつ

理事長 高野 明(東京大学)

このたび、法人第2期の理事長に就任いたしました高野です。これから2年間、田附副理事長・事務局長をはじめ役員の先生方とともに、本会の舵取りを担当させていただきます。

本会は、1955年に前身の「学生相談研究会」が設立され、1987年に「日本学生相談学会」という学術団体として再出発し、それから35年が経過した2022年4月に、ようやく法人化を果たしました。現在では、個人会員約1500人、機関会員約300団体が所属する心理学系の学会の中でも比較的規模の大きな学会へと発展しています。これまでの本会の運営にご尽力くださった先輩方のおかげで、時間をかけて、学会としての基盤が固められてきたと言えるでしょう。そのような中で、近年では、学会の運営体制についても変化が生じてきています。今期は、役員の半数が新任の役員となり、今後も、法人化前と比較して早いサイクルで役員が交代していくことが想定されます。そのため、これまで引き継がれてきた学会の基礎を大事にしながら、持続可能な運営体制を整備していくことが急務となっています。そこで、今期の役員会は、高石前理事長のもとで進められた法人化とそれに伴う組織整備の成果を引き継ぎ、学会運営体制の充実・強化に取り組んでまいります。

また、今期の重要なテーマとして、学生相談の活動モデルの整理を掲げたいと考えています。「大学全入時代」に突入し、学生の属性や生活様式がこれまでと比べても格段に多様化し、デジタルネイティブ世代の学生のコミュニケーションのあり方や、学生の生活領域は急速に変化しています。本会では、これまでも、「学生相談機関ガイドライン(2013年)」、「学生の自殺防止のためのガイドライン(2014年)」、「発達障害学生の理解と対応について—学生相談からの提言(2015年)」、「『性別に違和感を持つ学生に、大学はなにができるか』大学における学生の困難と支援の現状(2016年)」、「遠隔相談に関するガイドライン(2020年)」等を公表し、多様な学生の課題への多様な関わり方について、提言を行ってきました。

コロナ禍を経て、学生の多様性対応に関する課題は、さらに複雑さ、深刻さが増してきていると思われます。学校によっては、LGBTQ学生への支援強化が課題になることもあれば、留学生への対応が急務になっていることもあるでしょう。また、学力や目的意識が乏しい学生への支援が重視されることもあれば、複雑な家庭環境や、経済的困窮を抱える学生への支援が課題となることもあるかもしれません。「多様な学生」の内実自体が、学校ごとに多様になってきている中で、それに応じて、学生相談としての関わり方も多様になってきています。社会正義の推進と学生の権利擁護のための働きかけ、問題を抱えた学生のもとにカウンセラーが出ていくアウトリーチ的支援、学生本人とは関わらず関係する教職員や家族との連携が中心となる事例等、個別のカウンセリング的関わりでは対応が難しい例も多く見られるようになってきており、本会としても、学生相談の今日的な支援のあり方についてアップデートし、再提示することが求められていると言えるでしょう。

日本学生相談学会は、学生相談に関わる教職員やカウンセラーの実践と研究を支えるネットワークであり、学生の成長促進と高等教育の発展に貢献するための団体でもあります。会員の皆様および関係する皆様のご協力とご理解をいただきながら、本会の活動がより充実したものとなるよう努めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

2023年5月29日

学生相談ニュースNo.133の発行について

2023年4月24日に学生相談ニュースNo.133(4月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

第41回大会の予約参加は締め切りました

第41回大会の事前参加予約は3/20に締め切りました。多数のお申し込みをいただきどうもありがとうございました。当日参加のお申し込みは、大会2日目(5/14)・3日目(5/15)、参集会場(昭和女子大学)にて受け付けます。会場にてお目にかかれますことを、準備委員会一同、楽しみにしております。

第41回大会準備委員会


											

【公告】第1回代議員選挙結果について

第1回代議員選挙結果につきまして、会員専用サイトにて公告いたします。

選挙管理委員会

第1回代議員選挙の投票をお願いします!

会員の皆様、第1回代議員選挙の投票はお済みでしょうか。投票の締切は 2023 年 2 月 21日(火)当日消印有効です。お済みでない方は、お手元の選挙書類をご確認いただき、棄権することなくご投票いただきますようお願いいたします。

選挙管理委員会   問合せ先:info@gakuseisodan.com (日本学生相談学会事務局)

求人情報掲載について

掲載依頼のあった求⼈情報を会員専用サイトに順次掲載しています。掲載している募集条件の内容については、記載条項 に誤りがあっても責任を負いかねますので各⾃でご確認の上ご判断ください。これまで過去の求⼈情報も閲覧できる状態でしたが、募集期間が終わったものについては順次取り下げることとなりました。掲載をご希望の⽅は事務局までご連絡いただき、できるだけ求人情報が掲載されたページのURLをご提供ください。

 

広報委員会

学生相談ニュースNo.132の発行について

2022年12月12日に学生相談ニュースNo.132(12月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

学生相談ニュースNo.131の発行について

2022年8月27日に学生相談ニュースNo.131(8月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

法人設立記念シンポジウム「これからの学生相談と高等教育」のご案内(締切を延長します)

本学会では、2022年4月1日の一般社団法人設立を記念して、下記のシンポジウムを開催いたします。これからの学生相談が果たすべき役割について、実践現場と研究の立場から、また高等教育を俯瞰する立場から討議し、みなさまと共に考える機会としたいと思います。会員・非会員を問わず、このテーマに関心のある方のご参加をお待ちしております。

タイトル:これからの学生相談と高等教育
日時:2022年9月17日(土) 15:00〜17:00
会場:オンライン開催
参加費:無料
定員:250名 (9月9日(金)締切、申込先着順) (9月14日(水)締切、申込先着順)

シンポジスト:
岩切正一郎 (国際基督教大学 学長)
杉江 征 (筑波大学・本学会理事)
奥野 光 (二松学舎大学・本学会理事)
司会:
高石恭子 (甲南大学・本学会理事長)

参加申込みは、以下のフォームからお申し込みください。受付した方に、プログラムとZoomリンクのご案内を別途メールでお送りします。

申込みフォーム:https://forms.gle/udyu6wLtfoKAdZCVA

これからの学生相談と高等教育チラシ

編集委員会からのお知らせ

5月8日に開催された総会にて報告いたしましたが、改めて、会員の皆様へ下記についてお知らせいたします。

1.編集規程、投稿規程、審査規程が改訂されました。これに伴い、論文執筆ガイドも新しくなりました。論文執筆の際は、最新のものをご参照ください。
2.論文種別に新たに「短報」が加わりました。詳細は、各規程をご覧ください。
3.論文投稿・審査システムは、全面オンラインに移行しました。
4.第43巻1号より、J-STAGEでの公開予定です。大会日(5月9日)以降の投稿は要約がJ-STAGEで公開必須となります。また、全文公開については選択性となります。

皆様の投稿をお待ちしております。

「学生相談研究」編集委員会

遠隔相談実施状況調査についてのご報告(要旨)

資料のページに、「日本学生相談学会による遠隔相談実施状況調査についてのご報告(要旨)」を掲載しました。

特別委員会

《第40回大会》大会特設サイトをオープンしました!

感染症対策のために来阪が難しくなった予約参加者のみなさま、大会特設サイトがオープンしましたのでお知らせいたします。特設サイトへは大会公式サイトからアクセスできます。ログインするためには4月24日(日)にメールにてお知らせしたユーザー名・パスワードが必要です。 事前に特設サイトにアクセスできること、ワークショップにオンライン参加される方は該当コースへの参加が可能な状態になっていること等、ご確認ください。 なお、当日参加の方には受付時に特設サイトにログインするためのユーザー名・パスワードをお渡しいたします。

特設サイトには「なんでも掲示板」も設けております。残念ながら遠隔でのご参加となったみなさまもぜひご活用いただき、会員同士の交流にお役立てください。 第40回大会、いよいよ明日からスタートです!

 

日本学生相談学会第40回大会準備委員会 委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長代行 竹中菜苗(大阪大学)

〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内

学生相談ニュースNo.130の発行について

2022年4月25日に学生相談ニュースNo.130(4月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しておりますのでお知らせいたします。

広報委員会

第40回大会 参集大会を目指し続けます!&ワークショップの追加募集を行います!

~~ 参集大会を目指し続けます! ~~

3年ぶりの参集大会(一部オンライン併用)を目指してここまで準備を進めてきました。ここに来てにわかにオミクロン株が猛威を振るい始め、予断を許さない状況になってきていますが、皆様が3年ぶりに直接顔を合わせ、議論を楽しみ、交流を深める機会を、ここ大阪で何とか実現したいという準備委員会の思いに変わりはありません。皆様の申し込み状況からも、参集大会に対する皆様の期待の大きさが伝わってきます。大会の頃にはコロナが落ち着いていることを祈りつつ、また、できるだけの感染対策(大学の活動基準遵守、会場の1/2定員、24時間稼働換気システムなど)を整えてお迎えする予定です。準備委員会一同、ますますがんばります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。(コロナの状況次第では全面オンライン開催となる可能性も依然残っています。引き続き、大会サイトで、最新の情報をご確認ください。)

~~ ワークショップ追加募集を行います!~~

より多くの方に参集参加いただくため、参集参加定員に空きのあるワークショップコースに関しまして、若干名の追加募集を行います。(オンライン参加の追加募集はありません。)期日までに申し込みそこねた会員の方、このワークショップにぜひ参加したいという非会員の方(大学などの高等教育機関に所属し、所属先で学生対応に従事している教職員)は奮ってお申し込みください。お申し込みの締切は2月21日となっています。(詳細は大会サイトへ

日本学生相談学会第40回大会準備委員会
委員長 水田一郎(大阪大学) 事務局長 石金直美(大阪大学)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-10 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター学生相談室内」

第54回学生相談セミナーのお知らせ

会員の皆様

第54回学生相談セミナーを添付の形で開催することになりました。
ご案内が遅くなってしまって申し訳ありません。
オンライン形式での開催は4回めとなります。

今回は、
講 演 I オンライン状況下の就労支援
講 演 II 「学生と家族について:民法の視点から」
グループディスカッション
「コロナ後の再適応について考える」(仮)
のプログラムをご用意して、みなさまのご参加をお待ちしています。

郵送でもご案内しますが、
若干のタイムラグがあります。
万が一ご案内に時間がかかる方がお近くにいらっしゃる場合は、
学会サイトをご参照いただけるようにご案内いただけますと幸いです。

最新の情報を学会サイトに掲載します。
そちらもご確認の上お申込みいただけますようにお願いいたします。

研修委員長
寺島吉彦

学生相談ニュース129号の発刊について

2021年12月20日に学生相談ニュースNo.129(12月号)が発行されました。会員専用サイトに掲載しましたので、お知らせいたします。会員専用の情報は「会員専用ページ」に掲載していましたが、名称が「会員マイページ」と紛らわしいため、「会員専用サイト」に改めます。

広報委員会

オンライン投稿・審査システム試行運用のお知らせ

オンライン投稿・審査システム試行運用のお知らせ

2021年10月吉日
                                  編集委員会

 2022年度より、学会誌の投稿・審査はオンラインシステムでの運用となります。これに先駆け2021年度10月より2022年度の本格運用までは試行期間とし、投稿者、査読者には本システム利用のご協力をお願いします。
2021年度は、従来の郵送による投稿受付も並行して行っておりますが、この機会に是非お試しいただき、使い勝手などご意見をお寄せください。
尚、オンライン投稿については、会員専用ページからご利用ください。

 オンライン投稿・審査を開始するのに伴い、投稿時の手続きに変更が生じるため2022年度に投稿規定、編集規程、論文執筆ガイドを改訂予定です。ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、それまでは引き続き「論文執筆ガイド2020冬改訂版」を参照してください。ご不明な点がございましたら、下記問い合わせ先までご連絡をお願いします。

<オンライン投稿の方法>
1.ユーザー登録
 ①10月半ば以降にEditorial Managerから、運用開始の一斉通知メールが届きます。
尚、11月になっても一斉通知メールが届かない場合は、下記のリンクから編集委員会までお知らせください。
https://forms.gle/pdvQe63DA7ULURKq7
②①のメールにパスワード設定リンクが記載されているので、各自でパスワード設定をしてください。
③投稿する方でユーザー登録できない方は編集委員会まで連絡してください。

2.オンライン投稿・査読マニュアル
オンライン投稿および査読の方法につきましては、会員専用ページにある「学会作成オンライン投稿用マニュアル」「学会作成オンライン査読用マニュアル」をご参照ください。

<オンライン審査について>
 今後の査読については、オンライン審査でのご協力をお願いする場合があります。
査読依頼の際に、詳細についてはお知らせします。

 

オンライン投稿・審査についての問い合わせ先:
編集委員会 journal@gakuseisodan.com

遠隔相談実施状況調査終了のお知らせ

遠隔相談実施状況調査終了のお知らせ

遠隔相談実施状況調査は終了いたしました。 
ご回答いただきましたみなさまには、ありがとうございました。                              特別委員会

第59回学生相談研修会受付を締め切りました

日本学生相談学会会員及び全国の大学・短期大学・高等専門学校において学生相談・学生支援に携わる教職員の皆様

申込期間を7月30(金)までとしておりましたが、定員となりましたので、第59回全国学生相談研修会の申込受付を締め切らせていただきました。 昨年度に引き続き、多くの方にお申込みいただきありがとうございました。
申込受付期間が短くなってしまったことをお詫びいたします。 何卒ご理解いただけますようお願いいたします。 

第59回全国学生相談研修会
 運営委員長 高石恭子
 準備委員長 寺島吉彦

第59回全国学生相談研修会実施要項

本研修会は、高等教育機関において学生相談・学生支援に携わる教職員を対象とした研修と相互交流の場です。今年度は昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症の影響で参集できる見通しが立たないためオンライン形式といたします。プログラムは、全体で行われる特別講演をはじめ、選択制の分科会と小講義3枠で構成されています。
 2日間を通してご参加いただくことで、学生相談・学生支援の基礎から実践までを総合的に学ぶことができるプログラムとなっています。特別講演は、新たなつながりの形としてチャット相談を取り上げ、学生相談について再考します。分科会では各自の関心によってテーマを選択していただき、講師による講義や話題提供、参加者間のディスカッションや分かち合いを通して理解を深めていきます。さらに小講義では最近の大学・学生に関するテーマや実践に役立つ話題を学びます。
 対面形式の本研修会に参加されたことのある方は、お申し込みの際プログラムや申込方法など例年と異なる点にご注意ください。みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。



日 時 2021年11月21日(日)10:00~17:30
2021年11月22日(月)10:00~16:30
方 法 Zoomによるオンライン開催
参加資格 ・大学、短期大学、高等専門学校において学生相談・学生支援に携わる教職員および日本学生相談学会会員
・2日間を通して参加できること
定 員 360名(参集形式で開催していた時より少なくなっています)
プログラム 全体で行われる特別講演のほかに、選択制の分科会と小講義3枠で構成されています。
詳細は
こちら(スケジュール、研修内容、研修証明など)  ※7月1日頃掲載予定
参加費 日本学生相談学会正会員      13,000円
日本学生相談学会機関会員     1名 13,000円(2名まで。3名以上は一般でお申し込みください)
一般(日本学生相談学会非会員)  15,000円
申込方法 こちらのサイトよりお申し込みください。
申込期間:7月1日(木)から7月30日(金)まで   ※定員になり次第締め切らせていただきます
研修証明書 本研修会は、日本学生相談学会が認定する「大学カウンセラー」また、学生支援に携わる教職員のための資格「学生支援士」の取得および更新に必要となる研修に該当します。研修領域に関してはプログラムをご参照ください。分科会「学生相談の基礎と実践Ⅱ」は「学生支援士」申請後の必修の研修となっています。なお、(公財)日本臨床心理士資格認定協会が認める関連学会での諸活動への参加「ワークショップ型研修会」に該当します。参加者にはプログラムごとに研修証明書を交付します。
情報保障 情報保障等、特別な配慮が必要な方は参加申込時にお知らせください。
問い合わせ先 第59回全国学生相談研修会事務局
 〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1-1-9-203 日本学生相談学会内
 TEL・FAX 0422-52-3700
 E-mail zenkoku@gakuseisodan.com
※可能な限りメールでお問い合わせください
※新型コロナ感染拡大状況によっては電話対応ができない時期がある可能性をご承知おきください

 



主 催 日本学生相談学会
後援(予定) 文部科学省、独立行政法人日本学生支援機構
委 員 運営委員長  高石恭子(甲南大学)
事務局長   高野 明(東京大学)
運営委員   安住伸子(神戸女学院大学) 岩田淳子(成蹊大学)    大島啓利(広島修道大学)
       奥野 光(二松学舎大学)    斉藤美香(札幌学院大学)  杉江 征(筑波大学)  
       鈴木健一(名古屋大学)   寺島吉彦(国際基督教大学) 水戸部賀津子(昭和女子大学)
準備委員長  寺島吉彦(国際基督教大学)
準備副委員長 奥野 光(二松学舎大学)
準備委員   岩田淳子(成蹊大学)    小池有紀(青山学院大学)  小市玲子(亜細亜大学)
       設樂友崇(山梨英和大学)  杉江 征(筑波大学)    高野 明(東京大学)
       髙橋国法(東京都市大学)  田村友一(明星大学)    光川利恵(専修大学)

Print Friendly, PDF & Email

学生相談機関に関する調査締切延長のお知らせ(ぜひご協力ください)

学生相談機関に関する調査締切延長のお知らせ(ぜひご協力ください)

日本学生相談学会は、1997年度からわが国における学生相談活動の発展に資することを目的に、全国の高等教育機関に設置されている学生相談機関に関して、その組織や活動の実態を3年ごとに調査し、その結果を公表してまいりました。今回、8回目の調査を実施することとなりました。ご多忙のところとは存じますが、各大学・機関のご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 
前回までは記入用紙にてご回答をお願いしておりましたが,今回調査からwebフォームによる回答をお願いしております。
下記バナーからWebフォームのリンクや質問票のPDF,郵送させていただいた書類やその他のファイルにアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

締め切り:2021年10月15日

お問い合わせ,連絡先
学生相談機関に関する全国調査ワーキンググループ
研究委員長 杉江 征
 メール:gakuso.chousa2021@gmail.com  

【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について 第6報】

 本学会では、昨年3月より【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について】というタイトルで、刻々と変化する感染拡大状況や政府の方針に沿って、学生相談活動を適切に行っていくために参考になる情報を随時発信してきました。第5報の公開(2020.5.27)から10ヶ月余りが経過しましたが、残念ながら、コロナ禍は今も世界中で続き、高等教育現場はさまざまな制約のなかで新年度の開始を迎えています。わが国でも、今年1月に発出された緊急事態宣言は3月21日をもって全都道府県で解除されましたが、再び感染者は増加傾向にあり、全く予断を許しません。

 先の「理事長メッセージ」でもお知らせしたように、そのような状況に鑑み、コロナ関連情報を発信してきた本学会の役員6名で構成する「学生相談における遠隔相談導入検討チーム」は、今年度は常任理事会の了承を得て、「コロナ禍の学生相談検討チーム」として活動を継続することになりました。コロナ禍の影響が学生のこころの成長にどのような形で及び、また学生相談がそれに対してどのような活動を行っていけばよいのか、できるだけ具体的に、会員のみなさまが日々の実践に役立てられることを念頭に置いて、適時発信していきたいと思います。

 第6報では、コロナ禍のこの1年のあいだに、各大学等で学生相談機関が中心となって展開された、特色ある取り組みを2つ取り上げて紹介します。いずれも、すでにある資源や、すでにもっているスキルを、かつてない状況下で工夫して、学生のこころのケアや成長に活用できた例です。ここから学べるのは、特別新たな何かを手に入れなくても、私たちは発想の転換によって、このようにコロナ禍の状況下で学生の役に立てるのだということです。ぜひみなさまも、すでにもっている資源やスキル、ネットワークをもう一度吟味し、自分自身が生き生きと楽しめる取り組みの可能性について、想像を広げてみてください。

 

*コロナ禍の学生相談検討チーム

高石恭子(甲南大学)・高野明(東京大学)・斉藤美香(札幌学院大学)・ 安住伸子(神戸女学院大学)・太田裕一(静岡大学)・岩田淳子(成蹊大学)

 

第6報 コロナ禍での学生相談のさまざまな取り組み その1   

 

セラピードッグ動画配信                

卜部洋子(札幌学院大学)

 

 新型コロナウイルスの感染拡大により、北海道では昨年2月末に全国に先駆けて独自の緊急事態宣言が発令され、長期間に渡る遠隔授業や行事の縮小がされました。キャンパスライフを満喫できずにいた学生も沢山いたと思います。

  本学の学生相談室のユニークな活動のひとつとして、多くの学生が学生相談室を利用するきっかけづくりを目的とし、月に1回、昼休みに「セラピードッグとのふれ合い」を開催しています。毎回、沢山の学生がセラピードッグの『エース』とふれ合い、温かさや癒しを感じながら語り、コミュニケーションの場にもなっていましたが、コロナ禍の影響で、この1年、残念ながら開催できていません。

  新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛する動きが広がるなか、人とのコミュニケーションが不足し孤独感やストレスを感じる学生が増えていました。本学も学生の入構制限に伴い、電話やTeamsによる遠隔ビデオ相談を開始するようになりました。学生同士の居場所だった「ランチカフェテリア」も「オンラインランチカフェテリア」へ変更になりました。

  その状況の中、学生から「セラピードッグのエースに会いたい」「エースは元気にしているの?」「エースを見たい」等の声が聞かれました。

  何か方法はないか模索する中、Amazonの「あかちゃん」と「たてがみをつけた犬」のCMを視て、とても癒され感動したことを思い出しました。そのCMにヒントを得て、画像を通してセラピードッグの温かさが伝わるかも知れないと思いました。そこで、セラピードッグのエースがドッグランで元気に駆け回り、自然に過ごしている様子を動画で撮り、広報課の協力のもと、本学のYouTubeにあげることになりました。セリフは入れないで、視ている学生が自由に想像して欲しいと思いました。こちらの動画をアップしてから「かわいい」「心がなごむ」等の感想が聞かれ、セラピードッグのふれ合いは実際にできなくても、画像を通して心に響いたのではないかと思います。教職員にとってもほっとする時間だったようです。

 

~セラピードッグ導入について~

 学生相談室の利用について、増えてきているものの、学業や対人関係で悩み、誰にも相談できずに、長期欠席している学生が少なくないです。そこで、学生相談室を気軽に利用しやすいように、セラピードックとふれ合う機会を考えました。

 セラピードッグについて、海外ではアメリカの大学のキャンパスでセラピードッグのふれ合いが紹介されるようになりました。本学の学生相談室で「セラピードッグ」の導入は国内では初めての試みです。

 セラピードッグのふれ合いは、2017年から開催しています。毎回、100人以上の学生がセラピードッグにふれ合いに来ています。学生の呼びかけにエースは学生を見て、大きく尻尾を振って大喜びです。エースと触れ合いながら「温かい」「ぬくもりを感じる」「可愛い」「癒される」等、セラピードッグから伝わってくる体温や感触を感じているようです。また、1人暮らしの学生は実家を思い出し、その際、飼っていた犬のこと、大切なペットが他界し悲しさや懐かしさを伝えたこと、友人やバイト先の人間関係で悩んでいること、就活のことで将来、心配なこと等、自然に語りあうなか、学生相談室につながることもありました。さらに留学生や教職員にとっても触れ合う機会になりました。

 

~セラピードッグの『エース』について~

 北海道盲導犬協会の出身で盲導犬のトレーニングを受けていました。しかし、盲導犬としては不適合となり、キャリアチェンジ犬になりました。その後、北海道ボランティドッグ会の「セラピードッグ認定試験」に合格し、本学の他に、医療、福祉、教育機関等でボランティア活動を行っています。セラピードッグは特別な訓練を受けているので、吠えたり噛んだりすることはありません。

 セラピードッグ(アニマルセラピー)とは、患者の治療に動物が参加することで、心と体のみならず社会的機能を回復させようという試みのことです。国際的には「Animal Assisted Therapy」(動物介在療法= 以下AAT)とも呼ばれて医療行為の一種としてもみなされています。徐々にAATが医療や福祉機関に浸透し、生理的効果、心理的効果及び社会的効果が実証されるようになり心理療法の補助的な役割として紹介されるようになってきました。

 今、人々は新型コロナウイルスがもたらす心理的影響に悩まされています。セラピードッグは、人間の心理状態を読み取り、共に寄り添い、心身のケアをしてくれる特別な訓練を受けた犬です。

 コロナが収束し、キャンパスでセラピードッグのふれ合いが再開する日が待ち遠しいです。今は画面越しのセラピードッグを視て、エースのパワーと人間への深い愛情を感じつつ、少しでも学生の心に届くことを期待したいと思います。セラピードッグの画像を視て、微笑みがこぼれていき、癒されていく様子が伝わると良いと思います。下記リンク(Youtube)からご覧いただけます。

札幌学院大学 学生相談室セラピードッグ エースVol.1

https://youtu.be/QjrYvIPHs0c

札幌学院大学 学生相談室 セラピードッグ エースVol.2

https://youtu.be/kR3xTWpQE_c

 

 

インターネットを活用した新入生の初期不安に対応するアプローチ

                     太田 裕一(静岡大学)

 

 学生相談以外の私の専門の一つにグループ療法がありますが、グループセラピーを行うときはグループに対する初期不安(「周りは知らない人ばかりで、何か嫌なことをいわれるのではないか・・・」など)の扱いが重要になってきます。最初にグループが安全な場所にならなければ、よい体験を得ることは難しいでしょう。大学の新入生も入学によって大きな環境の変化が生じます。学部・学科ガイダンスに出ればわかるような些細な心配を新入生がSNS上につぶやいているのをよく見かけますね。こうした初期不安に応じて安心して相談にのれる学生相談室の存在をアピールするためには、学生相談の広報はなるべく早期から行うことが望ましいです。特に新型コロナウイルス対応で通常の学生生活が送れなくなっている現在ではなおさらです。静岡大学浜松キャンパスでは例年、新入生は入学式の直後(学部ガイダンスよりも前)に学生相談室と修学サポート室(障害学生支援室)の40分間のガイダンスを行っていました。健康診断と組み合わせているため、名前こそ「精神保健ガイダンス」となっていますが、実質的には学生相談と障害学生支援の案内です。内容的には学生相談室と障害学生支援室の宣伝を、2日に分けて合計8回、約800人を対象に行なっています。カウンセラーと障害学生支援コーディネーターが講義をしますが、内容はパワーポイント+人工音声(CeVIO Creative Studio 7:オンライン講義用は2021年度末まで無料ライセンス取得可能)で作った動画を視聴してもらいます。入室と同時に相談申し込み用アドレスをスマホに登録してもらって学生相談の練習と称して「大学生活で心配なこと、不安なこと」をメールでカウンセラーに送ってもらい、その日のうちに返信するという形式を取っていました。残念ながら新型コロナウィルス流行によって昨年の精神保健ガイダンスは中止になってしまいました。代替手段として新入生には相談練習のメールを送るようにと一斉メールを送りました。カウンセラーが対面して指示するのではないため、学生の返信率は例年より下がってしまいました。そこでさらなる学生との双方向的なコンタクトの手段として、Microsoft Teamsによるチャットによる宣伝を導入しました。本学は Microsoft と包括契約を行っているので、Microsoft Office は無料でインストールすることができ、コミュニケーションソフトウェアである Teams も講義等でよく使われています。加えて Office のアカウント名は姓+名+年度@shizuoka.ac.jp という形式なので、個人名とアカウント名が一致します。他のSNSやコミュニケーションツールのように、アカウント名が匿名化されて誰かがわからないということが起こりません。学務情報システムで得た新入生全員の名前をTeamsのリストに追加していき、一人一人にチャットによる相談室案内をコピペしつつ送りました。チャットのよいところは双方向性があるところで、返信してくれる学生やそこから窮状を訴えて相談につながった事例もありました。また一度登録してしまえば記録が残るため、在学する間は連絡に使うことができ、いったん終了したケースのフォローアップにも使いやすいというようなメリットがあります。

 そして2021年度さらに早く広報するにはどうしたらよいかということで考え出したのが twitter のハッシュタグによる広報です。twitter は短文SNSですが、本文に例えば 「#春から静大」 というような#で始まる言葉(ハッシュタグ)を入れてつぶやくと、このハッシュタグを含むつぶやきをすべて抽出することができます。「#春から~大 」というのは新入生が入学前に同じ大学、学科の友人を使うために利用するハッシュタグです。こうしたツィートに対して静岡大学学生相談室&修学サポート室のアカウント(@gakuseisodan  twitter初期に押さえておきました)から「いいね」を押すと相手の通知欄にこちらのアカウントのアイコンが表示され、それをクリックすると相談室のつぶやきが表示されるようになっています。同じことを考える人は多いようでちょうど3月9日 Yahoo! Newsに『「#春から○○大」に注意、大学の新入生を狙うカルト・悪徳商法の可能性も…既に被害が出て上智大が警告』という記事が掲載され、カルト宗教勧誘にもこのタグが利用されているとことを知りました。そこでトップツィートに注意喚起のメッセージを固定しておきました。実際「#春から~」のタグを見てみると、ウェブ上の記事から写真をおそらく無断転載し、活動内容が不明瞭なのに予算はなぜか潤沢というような怪しいサークルの勧誘が散見されました。アカウントをフォローする学生に対してはフォローを返しています。またtwitter上で匿名で質問を受けて、返信することができるウェブサーヴィス、 peing.net を活用して、学生から届いた質問に答えています。届いた質問は「クラスはいつわかりますか」「履修案内が届かないのですが」などの些細な初期不安を表すものです。こうした質問に答えていくことが学生相談室の敷居を下げることにつながるでしょう。質問に答える際には重要なのは、あまり丁寧に答えすぎずわからないことはわからないと率直に答え、学生にも応分の責任を負わせることです。

 2021年度の精神保健ガイダンスは感染対策を行いつつ対面で実施しました。オンラインでの活動は制約が多いものですが、それによって新しい視野が開けるというメリットもあります。これからも学生に学生相談の存在感を示すような広報のアプローチを模索していければと思います。

 

Print Friendly, PDF & Email

「査読ご協力に関するアンケートのお願い」に関するお知らせ

(回答の受け付けを終了しました)

「査読ご協力に関するアンケートのお願い」を、会員専用ページの「お知らせ」にアップロードしました。

編集委員会