大会プログラム概要

参加資格

大会およびワークショップには、日本学生相談学会正会員、名誉会員、特別会員、機関会員(1機関2名まで)が参加できます。



参集での開催を中止し、全プログラムをオンラインで開催します

大会プログラム概要

目次
0.オープニングセッション
1.ワークショップ
2.研究発表
3.大会基調講演
4.学会賞受賞記念講演
5.大会特別講演
6.大会特別企画
7.大会シンポジウム
8.総会
9.学生支援士の集い
10.その他
11.クロージング セッション



オリエンテーション

5月15日(土)12:15~12:45
【ZOOMによるLIVE配信+事後配信あり】

事務局から、オンライン開催の参加に関するオリエンテーションを行います。大会中に配信予定です。

オープニング セッション

5月15日(土)12:45~13:00
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】



ワークショップ

5月15日(土)13:15~18:15
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

 10テーマを設けてワークショップを企画いたしました。各コースは日本学生相談学会認定「大学カウンセラー」「学生支援士」の資格取得および継続研修のための研修カリキュラムのそれぞれの研修領域に該当します。また、(財)日本臨床心理士資格認定協会が定める臨床心理士資格更新要件「教育研修機会」のうち、「関連学会での諸活動への参加:ワークショップ」に認定されます。

プログラムの詳細はメインメニューの「ワークショップ」をご覧ください。

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研究発表

口頭発表形式

5月16日(日)
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

ポスター形式

(掲示板開設時間)5 月 15 日(土)14:00 ~ 5 月 17 日(月)12:50
(コメント書込時間)5 月 15 日(土)14:00 ~ 5 月 16 日(土)17:30
【掲示板】

 研究発表はその内容により、事例研究、調査研究、実践研究、文献研究に区分されます。発表は口頭発表形式とポスター形式で行なわれます。口頭発表はZOOMで、Ⅰ~Ⅳの発表時間枠を用意しています。ポスター発表は掲示板で行われます(ZOOMによる自由討論の場の設定もあります)。

事例研究への参加申し込みについて

今大会は、オンラインによる事例研究を行います。発表者・参加者双方が安心して参加できるように、参加者(フロアの聴衆)を事前登録制とし、次のような条件といたします。

・1発表につき参加者を原則40名に限定する。
・参加者は事前に大会特設サイトから参加希望の発表に応募し、事前登録する。
・これにより、発表者と参加者が相互に顔の見える状況を作る。
・フロアは、画面に氏名・所属を明示し、参加登録者以外の視聴や録音録画の禁止や、守秘が徹底できる環境での視聴

などの誓約事項に同意したものが参加可能とします。

希望会場の応募につきましては、4月下旬に大会特設サイトに申込ページを開設いたします。4月下旬~5月初旬に届く大会論文集をご覧になった上で、希望会場にお申し込み下さい。2021年4月下旬~5月7日(金)に受付予定です。短期間の受付となりますので、お忘れないようご確認をお願いいたします。なお申込多数の場合は大会準備委員会による抽選となります。また、お申し込みには個人メールアドレス(共有ではないもの)が必要となりますのでご準備ください。

参加の可否の結果は、5月10日(月)以降にお申し込み者にメールでお知らせ致します。なお、安全な環境を作るという目的上、事例発表に参加できるのは事前登録した方のみとなり、定員に空きがあったとしても、当日参加はありません

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大会基調講演
「コロナ時代を生きる青年たち」

オンデマンド配信(動画配信90分×2名)
【事前録画によるオンデマンド動画配信】

 今大会の基調講演は、「コロナ時代を生きる青年たち」というテーマで、筑波大学の2名の講師にお願いしました。医学と社会学の切り口から、現代を生きる学生の心理的背景の理解に大いなる刺激を頂ける企画です。

□ 講演者1 斎藤 環 氏

(筑波大学医学医療系教授)

学生生活における「対面」と「対話」の意義について

 コロナ禍において、「なぜ対面が必要か」があらためて問われている。演者は対面による対話実践において、オープンダイアローグの手法が有効であることを見出した。フィンランドで開発された「オープンダイアローグ」は,近年急速に注目を集めつつある精神病のケアの手法(思想/システム)である。入院や薬物をあまり使用せずに、統合失調症やうつ病の治療において良好な治療成績を上げている手法を紹介し、その治療的要素と応用可能性について検討する。

さいとう たまき 三〇年近く勤務医としてひきこもりの臨床に取り組んだ後、大学教員としてオープンダイアローグの啓発活動に取り組んでおります。傍目には無節操にもみえるでしょうが、自分としては一貫性があるつもりです。

司会: 沢宮 容子(筑波大学)

□ 講演者2 土井 隆義 氏

(筑波大学人文社会系教授)

新しい宿命主義の時代~高原社会を生きる若者たち~

 現在の日本はすでに成長期を終え、いまや成熟期へと移行しています。この歴史的変化のなかで、現在の若者たちは、後天的に獲得した地位や能力ではなく、先天的に備わっている属性や能力こそが、人生を規定する最大の要因であり、また安定感と安心感をもたらしてくれると考える傾向を強めています。この講演では、現在の日本に広がるこの時代精神の内実と、その背景にあるものを読み解いていきます。

どい たかよし 1960年、山口県生まれ。大阪大学大学院博士後期課程中退。社会学専攻(社会病理学・逸脱行動論・犯罪社会学)。今日の若者たちが抱える生きづらさの内実とその背景について調査研究を進めています。

司会:福原 俊太郎(東京経済大学)

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学会賞受賞記念講演

5月17日(月)9:10~10:25
【ZOOMによるLIVE配信+事後配信あり】

□ 2019年度受賞者 齋藤 憲司 氏

(東京工業大学保健管理センター教授)

「個」と「組織」が「連働」する学生相談のシステムとスタイル〜「自由」と「規律」の調和を求めて〜

 「宇宙計画は必要だろうか」、高校時代に級友と熱く語り合ったことがあります。「夢の実現のためには推進力が必要」と主張していた自分に赤面しますが、今の私たちにとっての夢は学生相談が全国津々浦々のキャンパスに行き渡り、学生たち・教職員やご家族等の関係者が多様な自己実現を果たす状況を整えることでしょう。幸か不幸か、早期から種々の役職に引き立てられることが多かった我が身に課していた訓示は「勝ち続けなくてはならない」でした。毎回の面接、各所との連携、学内外の会議や講演・書き物‥、もちろんそれは打ち負かすという意味ではなく、positiveな結果もしくは印象を残し続けることでした。そこでは世代間を結ぶ「学生相談のスピリッツ」が支えになっていたことを思います。受賞講演ですから、いつもより勢いをつけて「夢」と「常勝」について語ってみたいと思います。

さいとう けんじ 2つの大学でカウンセラーとして勤務した後、平成7年1月より現任校。主著『学生相談と連携・恊働―教育コミュニティにおける「連働」―』(2015.学苑社)、近著に『大学生のストレスマネジメントー自助の力と援助の力―』(2020, 共著:有斐閣)。『学生相談ハンドブック』前版(2010)、新訂版(2020)に編集幹事として関与。サッカーネタを書く機会が減って新たなバランスを求める日々。スタジアムの緑の芝生と集う人々の躍動に想いを馳せて、キャンパスが学生たちのホームグラウンドになるよう活動を続けていきましょう。

司会:高石 恭子(甲南大学・学会理事長)

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大会特別講演

5月17日(月)10:35~11:50
【ZOOMによるLIVE配信(予定)+事後配信あり】

□ 講演者 鈴木 満 氏

(鹿島アントラーズ・エフ・シー取締役フットボールダイレクター)

鹿島アントラーズの神髄を学ぶ

 特別講演には,茨城県鹿嶋市を本拠地とするJリーグの名門・鹿島アントラーズの「DNA」をお招きします。若者を育て,組織の文化を繋ぐこと。学生支援にも通じる哲学に,サッカーを愛する杉江委員長・齋藤前理事長が迫ります。  

すずき みつる 宮城県工業高校、中央大学から住友金属工業へ入社。蹴球団に入団し、1989年に現役を引退。現役引退後より監督を務め、同団が鹿島アントラーズとしてプロ化した1992年からは鹿島アントラーズのヘッドコーチに。1996年から強化部の責任者に就任し、ヘッドコーチ時代に元ブラジル代表のジーコから教わった勝利のための哲学をクラブに浸透させ、数多くのタイトル獲得に貢献。チームマネージメントや監督人事、選手獲得で手腕を発揮し、アントラーズを日本を代表する常勝軍団に成長させた。1996年から20年以上にわたり鹿島の強化責任者を務めている。 

司会・ファシリテーター:杉江 征(筑波大学)
齋藤 憲司(東京工業大学)

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大会特別企画「学生相談の先輩と語る」

第1部「先輩の語りを聞こう」

【オンデマンド配信(動画配信60分(予定)×3名)】

□ 語り手1 平木 典子 氏

(IPI統合的心理療法研究所顧問 / 元立教大学学生相談所・専任カウンセラー)

学生相談の広さと深さ~wellnessからillnessまで

 モラトリアムとも、疾風怒涛の時期とも呼ばれる青年期後期を送る学生の心理的自立の支援は、豊かで独特の挑戦に満ちている。その特徴について、ケース体験を基にふり返ってみたい。主な内容としては、①人生と自己の歩みの転機としての学生相談、②wellnessからillnessまでの重なりを語る学生、③家族関係を視野に入れた支援の必要性。

ひらき のりこ 1964年、学生カウンセリングのメッカミネソタ大学大学院でカウンセリング専攻修士課程を修了。帰国後、数少ない大学専任カウンセラーとして、学生相談専門職の開発と時代と社会の揺れの中で青年期後期を過ごす学生たちのwellnessからillnessまでのつき合いは、人生の宝。

司会:田附 あえか(筑波大学)

□ 語り手2 苫米地 憲昭 氏

(東京カウンセリングセンター / 元国際基督教大学カウンセリングセンター長)

自立へのプロセスとして不安・抑うつ症状と取り組んだ男子学生

 随分前に発表した事例ですが、読み直して当時の思いと今ならどう考えるかについて話してみたいと思います。あの頃は心配な学生には、自宅の電話番号を教えるとか、出張先から本人に連絡を入れるということもありました。もちろん携帯電話のない時代です。そのような対応の仕方の是非はともかくとして、一生懸命で必死だったのだと思います。いっしょに検討できることを楽しみにしています。

とまべち のりあき 精神病院9年勤務後、学生相談歴30年。後半は臨床心理士養成大学院の教員兼務。現在は、働く人々やその家族のカウンセリング、グループ及び個別のスーパービジョンをしています。

司会:鈴木 佳子(東京経済大学)

□ 語り手3 鶴田 和美 氏

(名古屋大学名誉教授 / 元名古屋大学学生相談総合センター教授)

私が使ってきた「たとえ話」たち

 振り返ると私は、様々な「たとえ話」を使ってきました。①相談面接では、「二人で池に潜るのでなく、二人で川下りをしている感じで、話を聞くようになった」、②研究では、「学生が自分の言葉を探しているのだから、カウンセラーは自分の仕事を支える言葉を探すべき」、③システムでは、「カウンセラーを大学の『使い捨て雑巾』にしてはいけない」、などです。当日は、いくつかの「たとえ話」と、その背後の体験についてお話しできればと思っています。

つるた かずみ 27年間、学生相談をしてきました。今回、一緒にがんばってきた一人である杉江征先生からお誘いいただき、ずいぶん久しぶりに、皆さんの前でお話しさせていただくことになりました。

司会:鈴木 健一(名古屋大学)


第2部「特別交流会~先輩たちとの夕べ~」

5月16日(日)17:30~19:00
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

A会場: 平木 典子 氏 (司会: 田附 あえか)

B会場: 苫米地 憲昭 氏 (司会: 鈴木 佳子)

C会場: 鶴田 和美 氏 (司会: 鈴木 健一)

3人の先輩たちと参加希望者がZOOM上に設定された3つの部屋(大会特設サイトにURLを公開いたします)に分かれて、それぞれの先輩方と交流を深めていただけます。質問やコメントなどをとおして、自由に交流にご参加下さい。第2部の後半では、3名の先輩をオンラインでつないで、先輩同士の語りに加えて、参加者からの質問など、一同で交流を楽しんでいただける予定です。

※本大会がオンラインによる開催となったため、第2部の特別交流会は、当初予定しておりました参加登録および参加費は不要となりました。開催当日(5月16日)に、大会特設サイトに掲載されている希望する先輩の部屋(ZOOM)にアクセスして、交流にご参加下さい。

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大会シンポジウム

5月17日(月)14:30~16:30
【ZOOMによるLIVE配信+事後配信あり】

私たちは、何に直面し、どんな工夫をして、そして何を学んだのか~1年3ヶ月を振り返って、明日を考える

 2020年、新型コロナウイルス感染症に対応するために各分野で様々な取り組みがなされた。高等教育においてもオンライン教育の一斉始動や課外活動の停止などの措置を取りながら、教育活動を維持することができた。大学の授業において、対面授業とオンライン授業が今後も併存していく可能性があるように、学生相談においても遠隔相談が対面の面談と併存し、学生相談の形態の一つとして利用されていくことも考えられよう。オンラインの利便性やリスク、キャンパスライフそれ自体の重要性があらためて議論されているが、そうした変化する大学の中で、学生相談においては何ができ、これからの大学の中でどのような役割を担うべきであろうか。本シンポジウムでは、そのような高等教育の大きな流れの中で、学生相談の果たす役割や可能性について議論を深める場としていきたい。

シンポジスト1
藤原 祥子 氏(東京大学相談支援研究開発センター実践開発部門助教)

相談業務の全面オンライン化の経験から

 これを書いている11月下旬現在、いよいよ第三波の到来が懸念され引き続き予断を許さない状況です。半年先に何が起こっているのか想像もつきませんが、ここまで仲間たちと四苦八苦しつつ乗り越えてきた経験はこの先も支えになるだろうという希望は持っています。発表では面接、記録、職場内コミュニケーションのすべてがオンライン化されたことに伴う様々な影響についてご紹介する予定です。

ふじわら しょうこ 学生相談に携わって早いもので14年になります。相談内容に応じてあれこれつまみ食いするのですが、自己紹介ではこれという売り文句が浮かばずいつも悩みます。最近はACTの考え方に助けられている気がします。

シンポジスト2
池田 忠義 氏(東北大学学生相談・特別支援センター/高度教養教育・学生支援機構教授)

学生相談における多水準への働き掛けという視点から

 新型コロナウイルス感染症の拡大により大学やその教育のあり方が大きく揺らぐ状況にあって、学生相談を担う立場としてできることを模索することになりました。学生のみならず大学の教職員もまた不安や戸惑いを感じる中で、すべての構成員の支援を志向して行った実践を「学生相談における多水準への働き掛け」という視点から振り返り、その意義や今後のあり方を考えてみたいと思います。

いけだ ただよし 学生相談の面接に日々取り組みつつ、障害学生支援への関わりも増えてきています。いずれにおいても、教職員や家族等の関係者との連携の重要性、大学全体への貢献の必要性を実感しています。

シンポジスト3
可児 由香 氏(中部大学学生サポートセンター事務課)

学生支援士の視点から

 2020年、新型コロナで急遽中止となった入学式、授業開始が延期され、方針が定まらない混乱と不安の中、私自身も何に向かって何をすべきかを見失いかけていたように思います。キャンパスには学生がいないのに授業は始まり、実態をつかめないけれど、断片的に入ってくる情報。教員の戸惑いや疲弊する姿も間近で見てきました。どんな状況下にあっても学生の学びを支えることを止めないために、学生支援士の視点で1年3ヶ月の経験を振り返ってみたいと思います。

かに ゆか 学生支援士、事務職員。学校職員となって34年、そのほとんどの期間を学生との関わりが多い部署で過ごしてきました。事務職員として学生支援に関わることの意義と、事務職員だからこその関わりを今もなお模索中です。

指定討論者
高石 恭子 氏(甲南大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー)

司会:佐藤 純(茨城県立医療大学)
髙橋 国法(東京都市大学) 

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法人化説明会

5月17日(月)12:50~13:20
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

総会

5月17日(月)13:20~14:20
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

 本学会の2020年度の事業報告と2021年度の事業計画、その他の議案の審議、学会各賞の表彰などが行われます。正会員の方は必ずご出席下さい。

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学生支援士の集い

5月16日(日)11:10~12:10
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

 情報交換やディスカッションなどの交流を予定しています。学生支援士の方、これから目指そうとされている方、関心をお持ちの方ならどなたでも参加できます。 対面でおしゃべりできることを期待したいところですが、どんな形でもお目にかかれることを楽しみにしています。



クロージング セッション

5月17日(月)16:30~16:45
【ZOOMによるLIVE配信(事後配信なし)】

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