「大学カウンセラー」資格の概要

日本学生相談学会では、「大学カウンセラー」資格を認定しています。

大学カウンセラー資格認定制度は、2001 年度より運営されています。広義の学生相談活動には高等教育機関の多くの教職員が大なり小なりかかわっていますが、その中で、学生相談機関のカウンセラーは学生相談活動の中核として機能することが求められます。そのような専門性を持つカウンセラーを認定しサポートするのがこの大学カウンセラー資格認定制度です。
資格取得者には、学生相談の専門カウンセラーとしての自覚と使命感を高め、責任ある実践と相互研鑽を継続し、知恵と力を結集し、質の高い活動によって学生相談を発展させることが求められます。このような営みによって社会に貢献していくことが、学生相談活動やカウンセラーに対する社会的評価の確立につながるものと考えます

資格要件

(1)会員資格
本会の正会員として1年以上経過していることが必要です。
(2)学歴
学士の学位を有することが必要です。
(3)相談業務に関わる基礎的職能
相談業務に関わる職能が,本会の定める水準に達していることが必要です。臨床心理士の資格を有する者については,本会の定める水準に達しているものと見なします。
臨床心理士資格を持たない場合は、本会が主催する、または本会が認める研修会、セミナー、ワークショップ、講演会、研究会等において50時間以上の研修を 修めていることが必要です。
(4)学生相談機関のカウンセラーとしての援助経験
以下のいずれかに該当することが必要です。援助経験時間は週当たりの勤務時 間に勤務年数を乗じて算出します。
・申請時にカウンセラーとして学生相談機関に勤務し、勤務時間にかかわらず継 続して3年以上の援助経験があること。
・申請時にカウンセラーとして学生相談機関に勤務し、援助経験時間が30時間以上あること。
・カウンセラーとして学生相談機関に勤務した経験が10年以上あること。
・カウンセラーとして学生相談機関に勤務した援助経験時間が150時間以上あること。
・大学カウンセラー資格を取得し、1回以上の資格更新を果たしていること。
(5)学生相談に関する研究論文業績
過去5年間の実績が次のいずれかの条件を満たすことが必要です。
・本会機関誌「学生相談研究」での研究発表が1点以上あること。
・学生相談機関が発行する紀要、報告書等での研究発表、あるいはそれと同等の 研究発表が2点以上あること( 1編6,000字以上)。
・資格申請時に,本会会員による論文指導を受けた研究レポートを提出し,審査 を受けること( 6,000字以上)。
(6)日本学生相談学会における活動
本会大会における研究発表、本会が主催する行事でのシンポジスト、講師等の 経験が過去5年間に1回以上あることが必要です。
(7)学生相談に関する研修
過去5年間に本学会が主催する、または本会が認める研修会において「E.大 学教育と学生相談」領域を含む3領域以上の研修を修めており、次のいずれかに 該当することが必要です。
・合計30時間以上の研修を修めていること。
・学生相談に関する個別スーパービジョン経験が5回以上あり、合計20時間以上の 研修を修めていること。
(8)学生相談に関する職能、適性、倫理性
活動実践レポート、書類審査および面接試験で審査します。
活動実践レポートは、大学カウンセラー資格にふさわしい、学生相談に関する適性、倫理性を有していることを示すもので、学生相談において心理的援助を行った活動実践例または事例を2000字以上のレポートにまとめたもの。

申請書類受付期間

毎年10月1日から10月31日です。
申請要項の購入のしかた

日本学生相談学会正会員の方に頒布しています。
以下の要領にてお申込みください。
申請要項(申請書類一式を含む)は、1冊1,000円(送料込み)で頒布しております。
郵便局振込用紙にてお申込みください。
郵便振込:
郵便振替口座番号 00130-0-68253
加入者名 日本学生相談学会事務局
通信欄に「大学カウンセラー申請書を希望」と明記のうえ
必要部数、送付希望郵送先・氏名をご記入下さい。
折り返し申請用紙を送付いたします。